NUX TAPE ECHOは、Rolandの伝説的名機である「RE-201 Space Echo」をモチーフに設計されたテープエコー・ペダルです。小型のディスプレイの搭載により、ノブの数以上のパラメータを操作し、柔軟に音作りを行うことが可能です。また、ルーパーも搭載されています。
ディスプレイには再生ヘッドの組み合わせやパラメータなどが表示されます。
「BASS」ノブ、「TREBLE」ノブでそれぞれエコーの低音域、高音域を調節します。
「TIME」ノブでエコーの速度、「REPEAT」ノブで繰り返し回数を設定し、LEVELノブでドライ音とエコーのミックスを調節します。タップテンポを使用することで、最大1600msの長いディレイも可能となります。
「REVERB」ノブは、オリジナルのRE-201と同じようにスプリングリバーブタイプのリバーブを1ノブでコントロールするノブです。
「SELECT」ノブで再生ヘッドの組み合わせを選択します。またこのノブを長押しすることで、以下のパラメータを変更することができます。
SATURATION：コンプレッション、歪みの量を調節します。
WOW、FLUT：テープの揺れを再現したモジュレーションを調節します。
KILL DRY(ON/OFF)：ONにするとドライ音が0になり、エコーのみが出力されるようになります。
EXP：エクスプレッションペダルを接続した際に、ペダルに適用するパラメータをTIME、REPEAT、LEVELの中から選択できます。
FB ENGAGE(ON/OFF)：ONの状態で「ON」フットスイッチを長押しすると、セルフフィードバックが可能となります。
MIDI CH：MIDIのチャンネルを選択します。
これらのパラメータは「SELECT」ノブを押してスクロールし、ノブを回すことで変更できます。
また2つのフットスイッチを同時にホールドするとSOSモード（ルーパー）が起動します。録音時間は最大40秒で、「ON」フットスイッチで録音、再生、ダブリングをコントロールします。またこのモードにおいてはディスプレイに「PLAY」、「RECORD」など、その時点でのループの状態が表示されます。
フットスイッチ2つを同時に押すことで、ループを維持したままパラメータの変更に戻ることができます。
| 仕様 | ■コントロール：BASS, TREBLE, SELECT, TIME, REPEAT, LEVEL, REVERB, ON switch, TAP switch ■接続端子：INPUT, EXP, OUT 1(MONO), OUT 2, USB, MIDI IN/OUT ■サンプリングレート：48kHz ■A/Dコンバータ：32Bit ■信号処理：32Bit ■周波数レスポンス：20Hz~20kHz - ±1dB ■入力インピーダンス：5MΩ ■最大入力レベル：1.5Vrms ■出力インピーダンス：100Ω ■最大出力レベル：1.5Vrms ■システムレイテンシー：1ms ■ダイナミックレンジ103dBu/105dBu (A-Weighting) ■THD+N：0.0038%＠Input 1Vrms_1kHz, 0.01%＠Input 1.5Vrms_1kHz ■電源：9V DC (センターマイナス, NUX ACD-006Aをお勧めします) ■消費電流：約100mA, <150mA ■寸法：105(L) x 115(W) x 58(H) mm ■重量：440 g ■付属品：3.5mm TRS - 5pinMIDI ケーブル x 2 ※ PC接続用のUSB Type-C ケーブルは別売です。データ通信可能なケーブルをご用意ください。 |
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