メーカー | Mooer |
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カテゴリ | マルチエフェクター |
発売時期 | 2019年9月 |
価格 | 21,500 円 (税込) |
GE150は、55種類のアンプモデル、151種類のエフェクト、26種類のキャビネットシミュレーターをコンパクトサイズに凝縮した小型マルチエフェクター。MOOERがこれまでにリリースしてきたフロアタイプ・マルチ「GE200」「GE300」に続く製品で、GE200と同様のアンプモデル/エフェクトを搭載しながらもより手頃な価格帯に収まったモデルです。
GE200
MOOERから2018年に登場した「GE200」は、それまで同社がリリースしてきたミニサイズのデジタル・プリアンプ・ペダル「Micro Preamp」シリーズのアンプモデルを収録しているというのが大きな特徴の製品です。伝統的なコンボアンプからモダンハイゲイン・アンプヘッドのサウンドまで、古今東西の様々なアンプサウンドが一通り揃い、エフェクトも充実。その他IR(インパルスレスポンス)対応のキャビネットシミュレーター機能/ルーパー/チューナーと、モダンなマルチエフェクターに求められる機能を十分に搭載し話題を集めました。
MOOER GE200
GE300
その1年後となる2019年5月には、GE200をさらに発展させたフルサイズのマルチエフェクター「GE300」をリリース。こちらはGE200からさらにアンプモデルやエフェクト、キャビネット数などが増え、フットスイッチは10個に増設。新たにシンセエンジンを搭載し、より本格的な用途で活躍するモデルです。中でもTone Capture機能は、ケンパーのように実在するギターアンプのサウンドをキャプチャー(プロファイリング)するできるだけでなく、ギターサウンドを別のギターサウンドに変える(例:ストラトでレスポールの音を出す)ということも可能となっています。
MOOER GE300
今回登場する「GE150」は、GE300からわずか4ヶ月後のリリースとなった製品です。
基本的な性能は「GE200」を踏襲したもので、
という内容はGE200と同様、サウンドもGE200と同等のものが収録されています。
重量は1kgと1.4kgだったGE200に比べてわずかに軽く、寸法は230×155.99×32.8mmとさらにサイズダウン。サイズは異なるもののディスプレイはカラー対応で、接続端子もGE200からEXP2端子が省かれたのみで、ほとんど遜色がありません。
ではサイズと価格以外に何が違うのか。
大きなところでは、GE200では可能だったエフェクトの接続順の変更ができない点で、GE150ではエフェクトブロックの接続順は固定されています。
またGE150ではUSB OTG対応により、スマートフォンのオーディオインターフェイスとしても動作し、モバイル環境での演奏や録音、ライブストリーミングが可能です。
フットスイッチはGE200が3つだったのに対し、GE150では2つのみの搭載。足元でエフェクターの切り替えを頻繁に行わず、シンプルな用途に最適なモデルとなっています。
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