最高峰のサウンドを手に入れよう!ギタープロセッサー特集2018年10月1日

注目のハイエンド・ギタープロセッサー

Fractal Audio Systems Axe-Fx シリーズ

ハイエンド・ギタープロセッサーの嚆矢(こうし)となる製品。250を越える膨大なアンプモデリング数や、一切の妥協を廃したスタジオクオリティの音質は他と一線を画しており、まさに最高峰。その高価な値段もあって、ギタリスト憧れの製品として君臨しています。初代Axe-Fxから数種のモデルチェンジを経て、2018年時点の最新モデルは「Axe-Fx III」。


Fractal Audio Axe-FX II demo

Axe-Fx II XL+

Axe-Fx II XL+ Axe-Fx II XL+

従来の「Axe-Fx Ultra」のさらに2倍の処理速度を実現してパワーアップした「II」。Analog Devices社のCPU “TigerSharc”を二つ搭載したデュアルCPU仕様とし、アンプ部に1基、エフェクト部に1基を利用します。キャビネットの音響特性をデータ化したIR(インパルス・レスポンス)をインポートでき、実際のアンプサウンドを解析した上で本体に取り込むTone Match機能、プリセット内の個々のエフェクトについてのパラメータを記憶して音色切替の違和感を無くす、SCENE機能を搭載。

II XL」は通常のIIの後継品。プリセット数が512、ユーザーキャビネット数が512へと大幅に増え、純正フットコントローラー「MFC-101」との接続にはXLRケーブルが使用可能になりました。2017年さらに液晶の視認性が上がった「II XL+」が登場し、このII XL+が数多い製品の中でも揺るぎない定番の地位を保っています。後述の「Axe-Fx III」が登場したため、いくらかリーズナブルになっている今が狙い目かもしれません。

Fractal Audio Systems Axe-Fx II XL Plus

Axe-Fx III

Axe-Fx III

2018年7月に登場したばかりの最新モデル。「II XL+」からワンサイズ大きくなり、DSPも倍の4つを搭載し、旧モデルに比べて2倍以上のパフォーマンスを実現。カラーディスプレイ、最新アンプモデリングAres、エフェクトブロックの拡大、入出力端子の増加、純正コントローラーのアップデートなど、現状フラッグシップモデルにふさわしいアップデートが施されています。

Fractal Audio Systems Axe-Fx III

FX8、AX8

FX8 FX8

Axe-Fx IIの機能をベースに、ライブ使用を前提としたフロアタイプの製品。そのままでフットコントローラーの役割を果たすため、別個にスイッチを導入する必要がなく実用的、経済的です。

FX8はアンプモデリングを廃し、エフェクターのみとしての利用に特化したモデルで、こだわりのマイアンプを使いたいというプレイヤーにはうってつけの製品。AX8はアンプモデリングを含み、純粋なAxe-Fxの下位機種というイメージの製品となっています。いずれも、8つのコントロールスイッチと3つのファンクションスイッチが付いていますが、エクスプレッションペダルは後付けとなります。

値段にかなりの差があるにもかかわらず、アンプモデルは上位のAxe-FxとAX8でほぼ同じものが搭載されており、エフェクトの数自体も遜色ありません。ただ、CPUの処理能力が上位機種に比べて低いため、一度に使えるエフェクトの数がおよそ半分ほどになっています。これはAX8もFX8も同様の仕様です。他にもヘッドフォン端子の有無やオーディオインターフェース機能の有無など、細かい所では機能が削減されていますが、上位機種に比べ値段がかなり落ちる上、スイッチ類の増設が不要なことから運搬性も高く、ライブ派のギタリストには魅力的な製品です。

Fractal Audio Systems FX8
Fractal Audio Systems AX8

LINE6 Helixシリーズ

PODで一世を風靡したLine 6が満を持して発表したハイエンド・ギタープロセッサー群。当初はHelix Floorのみの展開でしたが、後に3機種に枝分かれしました。


Helix登場 | Line 6

Helix Floor/Helix Rack

Helix Floor Helix Floor

フロアタイプの「Helix Floor」は、一目見て分かるカラフルな画面とスイッチ類が特徴的です。これはライブでの視認性を最大限考えた仕様のためであり、音色を組み立てる際にも直感的でわかりやすいという利点があります。スイッチ毎に文字を表示する液晶が付き、それを使い、ハンズフリーで音色を組み立てられるのは、目から鱗とも言える機能。しゃがみ込んでダイヤルを回しまた弾くという作業が不要になっています。

IRデータのインポートなど、現在の機種では当たり前となった機能はしっかりと内蔵。エフェクトのモデリングに対しては各エフェクターの回路部分をそのままシミュレートしています。「Fractal Axe-Fx」におけるTone Match機能や「KEMPER」におけるProfiling機能のように、アンプの音色を真似る機能こそありませんが、CPU二台搭載のデュアルDSPで送り出す音の質感や、エフェクト数はAxe-Fxに次ぎ104種を誇り、決して引けを取っていません。数種存在するフロアタイプの中でも、エクスプレッションペダルが標準搭載されているところや、2系統のセンド・リターン端子を最大限活用した母艦としての活用法にも柔軟であり、ライブでの使用を軸として考えると他の追随を許さない実用性の高さです。

Helix Rack Helix Rack

一方Helix Floorのラック版「Helix Rack」は、内部はFloorとほぼ変わりなく、ラック型ゆえにフットスイッチが搭載されていません。単体では足下での切替が不可能なため、レコーディングでの使用をメインとしたいプレイヤーに向いています。ライブ使用には向きませんが、全ての機能を足下でアクセスするためのHelix Controlという純正フットコントローラーを利用することができます。

Line6 HELIX

Helix LT

Helix LT

Helix LT」はHelix Floorの下位にあたる製品。下位に当たるとは言え、同じくデュアルCPU搭載であり、アンプモデリング数やエフェクト数は上位のFloorと全く同じ。フットスイッチ部にディスプレイがないことや、エフェクトループの数が少ないことなど、細かい部分において機能が削られていますが、音質部分についてはほぼ上位譲りです。拡張性などがあまり必要ではないと考えるギタリストにとって、この値段でHelixの音色が手に入るというのは嬉しい選択肢でしょう。

LINE6 Helix LT

Line6 HX Stomp

Line6 HX Stomp

2018年10月に登場した「HX Stomp」は、ペダルが排除されフットスイッチは3つのみとHelixシリーズ中最もコンパクトで、最もリーズナブルなモデル。足元の操作がシンプルなため頻繁にパッチを切り替える動作は苦手で、エフェクトブロックの同時使用は最大6個までと、Helix LTからさらに機能制限されているものの、300種類以上のアンプ/キャビネット/エフェクト、ルーパー、Line6の人気エフェクトを搭載するなど、サウンド面でのクオリティはフラッグシップモデルであるHelixと同等となっています。
ライブを通してあまりトーンを変化させない、宅録で使いたい、ツアーには出かけずセッションで用いたい、という用途に適したモデルとなっています。

Line6 HX Stomp

HeadRush Pedalboard

HeadRush Pedalboard

Pedalboardは、アメリカはロードアイランド州に新たに登場したブランド「HeadRush」の初の製品として2017年に誕生。最新のクアッドコアCPUを搭載。開発チームはかつて最高峰アンプシミュレーター、Eleven Rackを開発した面々であり、アンプモデルが33、エフェクトのモデルは34と、数こそ控えめですが、品質はさすがに折り紙付きです。

本機種特有の装備として、他機種では数分がほとんどであるルーパー機能において20分もの録音が可能であることや、逆再生機能などが挙げられますが、なかでもタッチパネル式7インチLEDディスプレイが嬉しいところです。タッチパネルの利点を最大限に活かし、エフェクトの組み替えやパラメーターの設定が非常に直感的に可能です。機能の多いこの手の製品において、操作が直感的で簡便なのは大きなアドバンテージになりうるところで、そのシステムに余程の自信があるのか、他機種では当たり前のPC経由でのソフトウェアエディットが存在しません。PCの使用が苦手であったり、機器単体で完結させたいギタリストには、ここは逆に魅力ともなるはずです。


Introducing HeadRush Pedalboard – Featuring Sarah Longfield

外装にはフットスイッチ12個とエクスプレッションペダルを搭載。各フットスイッチが色分け可能であったり、専用のディスプレイが一つずつに付いているところなどは、「LINE6 Helix Floor」を多分に意識したと思われる設計です。

HeadRush Pedalboard

HeadRush Gigboard

HeadRush Gigboard

2018年10月に登場したHeadRush「Gigboard」は、同社の「PEDALBOARD」と同等サウンドクオリティを継承したコンパクトモデル。フットスイッチは4つのみ、ツマミは2つのみと非常にシンプルになりましたが、タッチパネル式7インチLEDディスプレイは健在で、アンプモデル/キャビネット/マイク/エフェクトなどはPEDALBOARDと同じものを搭載。「PEDALBOARD」からペダルを排除し、フットスイッチの数を減らし、でも機能やサウンドは同等という製品となっています。

同時期に発売された「Line6 HX Stomp」が対抗馬となりますが、Gigboardはさらにリーズナブルな価格で手に入れることができます。

HeadRush Gigboard

Atomic AMPLIFIRE

モニタースピーカーで名高いAtomic社がプラグインソフトウェアのStudio Devil社と組んで開発したのがこのAMPLIFIRE。ハイエンド・ギタープロセッサーの系統では最安であり、他にはない個性的な魅力を持った製品です。

AMPLIFIRE / AMPLIFIRE 6

Amplifire

この中でももっとも”普通の”マルチエフェクターらしい製品がこの「AMPLIFIRE」です。A4版よりも小さな筐体と、1kgの軽量さで非常に運搬が楽。軽いリハーサルやセッション等に持ち込んでも違和感のないサイズとなっています。

アンプモデリングについては数こそ少ないものの、「KEMPER」寄りの臨場感があり、良い意味での粗さを感じる出来となっています。小さく軽量なこの機器からこの音が出ることに驚くギタリストは多いはずです。アンプモデリングの凄まじい完成度に比べると、エフェクトに関しては全14種とやや少なく、質感も一歩及ばないと感じさせますが、10万円を下回る価格がこの辺りに現れていると見ると致し方ない部分もあるでしょう。しかし、持ち前の小型軽量を活かして、エフェクトループをうまく利用、他のコンパクトエフェクターと共にエフェクターボード内に組み込んでしまえるので、本体のエフェクトの不足は外部で十分補えるとも考えられます。このように、お気に入りのコンパクトとの共存でボードを組めるという点は他の機種ではなかなか実現できず、本機種の魅力的な使い方として挙げられるでしょう。


Atomic Amplifire – In Depth review – UltraHD

エクスプレッションペダルは非搭載(Fractalなどのペダルが外付け可能)、スイッチ数は3つと少ないため、音色の細やかな切替などは苦手です。さらに外付けエクスプレッションペダルとエフェクトループの併用が不可能という手痛い欠点もあり、単体での拡張性は低いと言わざるを得ませんが、スイッチ数の少なさはMIDIスイッチで補うことも可能であり、低価格と小型軽量という他にはない魅力が存在する機種です。

Atomic Amplifire
Atomic AmpliFire 6

AMPLIFIRE 12

AMPLIFIRE 12

通常モデルAMPLIFIREの発売後、数ヶ月後に発売された「AMPLIFIRE 12」は、スイッチ数が12個に増えた、より大きなサイズのもの。スイッチ数の少なさから不得手であった音色の細かな切替を本体のみで完結させることができます。フットペダルが装備されていないため、ワウなどは別途接続とはなりますが、その分2.5kgと軽量。Fractal AX8などと同傾向の製品であり、よりライブに向いた仕様となっています。

Atomic Amplifire 12

BOSS GT-1000

BOSS GT-1000

老舗エフェクターブランドBOSSからは、マルチエフェクターのフラッグシップモデル「GT」シリーズの最新モデルとして登場した「GT-1000」が公式にギター・プロセッサーと名乗っています。2018年4月登場とギター・プロセッサーの中ではなかなかの後発ですが、

  • 32bit/96kHzの最高音質
  • BOSS譲りの高品質なデジタル・エフェクト/アンプ・サウンド
  • 豊富な接続端子
  • 10万円前後の価格帯
  • 他競合機種に比べて小型軽量ボディ

という点がアドバンテージに挙げられます。
BOSSのエフェクト技術は言わずもがなで、上位モデルのギター・プロセッサーにも引けを取らない機能やエフェクトの品質となっています。ポイントとなるのはアンプサウンドですが、近年ローランド及びBOSSブランドでは「Roland Blues Cube」「BOSS WAZA Amp」「BOSS KATANAシリーズ」などアンプの開発にも力を入れており、本機のアンプサウンドの品質にも期待が持てます。

BOSS GT-1000:レビュー
BOSS GT-1000


BOSS GT-1000 Preset 50個をギター博士が弾いてみた!



Axe-Fx XL+

AX8

Helix

Helix LT

HeadRush Pedalboard

AMPLIFIRE

AMPLIFIRE 12

GT-1000

Kemper

BIAS Head,Head DSP
アンプモデリング数 250以上 250以上 62 + 7 62 + 7 33 約20 約20 180以上
(※注1)
36
(※注3)
キャビネット数 42 42 37 37 15 4 4 約50(※注1) 4
(※注3)
エフェクト数 160以上 160以上 104 + 7 104 + 7 34 14 14 116 68 0
オーディオI/F × × × × ×
ヘッドフォン端子 ×
エフェクトループ 2系統 1系統 2系統 1系統 2系統 1系統
(※注2)
1系統 2系統 1系統 1系統
EXPペダル
その他機能 ToneMatch他 タッチパネル式ディスプレイ Bluetooth対応
リアルタイムコントロール機能
プロファイリング
パワーアンプ搭載モデル有
ソフトウェア必須
Amp Match
重量 4.5kg 5.2kg 6.7kg(Floor)
5.4kg(Rack)
5.7kg 7.1kg 1.05kg 2.6kg 3.6kg 5.3kg(Head)
5.0kg(Rack)
5.9kg(Head)
5.3kg(DSP)
価格 297,000 210,600 192,240
(Floor)

158,544
(Rack)

138,240 140,000 62,640 83,160 108,000 249,000 178,000
(Head)

129,000
(DSP)

表:各モデルの仕様比較(2018/8時点)
注1:世界中のユーザーがプロファイリングした1万以上のアンプモデルが利用可能。現在も増え続けている。
注2:外付けエクスプレッションペダルとエフェクトループの共存不可。
注3:内部を自由にカスタマイズ出来るため、実質的には無数に存在。

どの製品も低価格とは言えないまでも、完全に高嶺の花であった一時期に比べると15万円を切る製品もちらほらと現れ始めました。優れたアンプモデリングはもちろんのこと、いずれも個性的な機能や特徴を持っているものばかりで、選択に迷うところも多くあるでしょう。

現在ではデジタルはアナログの煩わしい部分をカバーするために使われることがほとんどです。レコーディングでの優れた使い勝手や、運搬性の高さ、メンテナンスフリーで環境に左右されない安定した音質を得られるという、数々のメリットは筆舌に尽くしがたいものがあります。真空管で増幅するという最も原始的な手法の優位性が常につきまとうこの世界において、ようやくテクノロジーが追いついてきたと言うこともできるでしょう。また、最新鋭の技術を用いることで、最も原始的とさえ言えるヴィンテージ真空管アンプの音色を楽しむことが出来るようになりつつある、というところも面白い点です。

様々な楽しみ方や使い方を提供してくれるギタープロセッサー。今後ますます製品の質、数ともに増え続けるであろうことは想像に難くありません。

ギター・プロセッサーとは呼ばないが…

独自技術によって、アンプの動作、キャビネットやマイクまで正確に捉える、極上ギター&ベース・アンプを紹介します。

Kemper Profiling Amplifier

Kemper Profiling Amplifier

通常、この手の機器は内部のソフトウェアでアンプの音色を計算で組み立てていますが、「Kemper Profiling Amplifier」は動作原理が他の全ての機種と異なり、ハードウェアで既存のアンプの特性をまるごと模倣(プロファイル)するというものになっています。これはアンプ本体の各パーツなどの挙動を全て模倣してしまうという他に類を見ない機能であり、その特性を活かして特定のアンプをコピーしてしまう「Profiling」という唯一無二の機能を持ちます。音色自体はAxe-Fxに比べて、良くも悪しくも荒々しさや臨場感という点において上回っているように感じられますが、それもこの動作原理によるものと言えるかもしれません。その他のエフェクトのモデリングも50種以上と申し分ない量を搭載し、いずれも極めて質が高いものばかりです。


ZEMAITIS CUSTOM SHOP METAL FRONT CS24MF FR4Cを弾いてみた! 0:20〜1:24、4:28〜
ギター&ベースはKEMPERを使ってレコーディングされている

スタジオのエフェクター然とした「Axe-Fx」に比べて、よりアンプらしさの際立つデザインやインターフェースを持ち、レコーディングエンジニアよりギタープレイヤーを意識して作られているのは明白です。ラインナップにはアンプヘッドタイプとラックタイプの二種がありますが、フロアタイプが存在しないため、ライブでの使用には別売りのコントローラーを導入する必要があります。パワーアンプ搭載モデルであれば、キャビネットに直接つないで完全なアンプとして使用できるため、実際のキャビネットと組み合わせて自分のセッティングを確立したいとか、背面から自分の音が鳴っていて欲しいという、ギタリストらしい要望を受け入れやすい機種とも言えます。

未来のギターアンプを手に入れよう!プロファイリングアンプKEMPERについて

Positive Grid BIAS Head

Positive Grid BIAS Head

アンプモデリングソフトウェアとして高い人気を誇る「BIAS Amp」。Bias Headはこれをハードウェアで実現するもので、ソフトウェアのセッティングを同期させて動作します。もとよりBIASは優秀なソフトウェアとして知られていますが、ハードウェアで動作させることで、ソフトウェア版とは比べものにならないほどの優れた安定感やマッチングを発揮します。

最大の特徴として、ソフトウェア上でオリジナルのアンプを製作できてしまうというものがあります。カスタマイズできる部品は極めて細部に渡っており、真空管やトランジスタの種類、バイアス値、パワーアンプの真空管やら電源トランスなどにまで至ります。このように自分のオリジナルモデルを作る材料の組み合わせはほぼ無限といって良いほどで、様々なギタリストが実際に作ったプリセットも共有可能です。またAmp Matchという機能があり、これは他のアンプの音を取り込む、Axe-FxのTone Matchに似た機能となっています。


Tosin Abasi – “Mind-Spun” – BIAS Head amplifier [4K]

もとよりモデリング技術は非常に優秀ですが、マルチエフェクターらしさを兼ね備えた他機種と違い、エフェクトの内蔵がありません。そのような意味でもやはり純粋なアンプに近いものとして設計されていると言えます。特にアンプヘッドとして実際にキャビネットに繋いで利用することを視野に入れており、通常モデルにはパワーアンプ内蔵モデルのHeadを配し、プリアンプ機能のみ有したHead DSPをサブ的にラインナップ。他機種に比べるとやや低価格とは言えるものの、エフェクトが非搭載であることを考えると一概に安値と言えるかは微妙なところです。とはいえ、細部まで徹底してオリジナルの音にこだわれるのは他機種にはない魅力であり、現在ソフトウェアのBIASに満足している方には特におすすめできる品質です。ライブでの使用にはフットコントローラーが別途必要ですが、これには通常のMIDIコントローラーが利用できます。

Positive Grid BIAS Head

最終更新日 : 2018/10/08