メーカー | Walrus Audio |
---|---|
カテゴリ | オーバードライブ |
価格 | ※生産終了の可能性がある商品です |
ギター本来のオリジナルトーンを透明感ある有機的なサウンドに味付けする、ミッドレンジ強調されるタイプのオーバードライブ。同社のODペダル「Voyager」よりはゲインが強く、「Iron Horse」よりは弱い、ちょうど中間のようなサウンド特性を持ち、カッティングやリズムギターでの明瞭なコード感/シングルコイル・ハムバッカーでのリッチなリード・トーンなど、クランチ〜オーバードライブ。ベースに繋いでもOKです。
2017年に生産完了、Mayflower のサウンドを継承したニューモデル「WARHORN」が新たにリリースされています。
仕様 | ■コントロール:Level、Drive、Bass、Treble ■トゥルーバイパス ■寸法:W74×D121×H58 mm ■電源:9VDCアダプタ |
---|
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
Walrus Audio Sloer Stereo Ambient Reverb
Walrus Audio Fundamental Phaser
Walrus Audio Fundamental Reverb
Walrus Audio Fundamental Drive
Walrus Audio Fundamental Distortion
Walrus Audio Fundamental Delay
Animals Pedal SURFING BEAR OVERDRIVE
No.19000:レインボー 2014年3月9日
本機はギターの原音を気に入って愛用している方に、最高のポテンシャルを発揮します。
あえて色付けの少ないサウンドデザインは、ギター本体の持っている音に最小限のキラキラ感を。プリアンプ扱いで前段に設置することで、音芯のハリを強調する使い方が最良です。
原音強化の為にはブースターやプリアンプの使用が妥当ですが、
あと一息の物足りなさを感じる時があるはず。
本機の様に高解像で歪みが少なく、固めの質感を持ったドライブは
不可分なく「必要な分だけ」の音像強化が可能です。
近い部類の商品ではTS系の使用が一般的ですが、ふくよかで個性の強いブースト感、色づけの濃さが邪魔をして、ギター本来の良さを保ったブーストは難儀です。
もう一つの特筆点は、単体使用時に顕著な甘い音質。
パキッとして尚かつ繊細なノートを演出する指弾き等にも適役です。
ケーブルの引き回しによって消えた倍音成分や音艶を引き戻すような感覚です。
標準的なストラトでの推奨設定はdriveを13時、bassを14~15時、trebleを11~12時程の設定。
ギターにより異なるレンジや、他のエフェクター環境に応じて高低のEQを適正に差し引きすれば、プレイヤーの表現に忠実な音に近づきます。
更に味付けをしたい場合は、ドライブを15時以上にしてコンプ感を出す事も可能。
本機が鋭さに特化している事を考慮すれば、温かみのあるチューブアンプでハイを抑えバランスをとったり、FenderBassmanの様に固くバキバキしたアンプへ接続し、硬質を重視するのもあり。
本機にはMIDツマミが無くハイ抜け重視の特性がありますので、同社販売のvoyager(中音に特化したOD)等、本機後段に柔らかいミドルドライブを適度にブレンドするのも良いでしょう。
“グシャッ”と潰れた気持ちのよいアタック感を保ちながら、レンジも広く原音も生きたままの、本機の透明感を存分に活かした表現を得られます。