VOXのクラシカルなトレモロ/ヴィブラートの単体エフェクトとして、またトレモロとヴィブラートを切り替えながら使用する3つのモードを備えたエフェクター・ペダル。2チャンネル仕様の各チャンネルにヴィブラートとトレモロを割り振り、各々に異なるスピード・コントロールも可能で、ロータリー・スピーカー的なスピード変化も自由自在です。
さらに新しくSKEWコントロールを搭載、立ち上がりのサウンドを様々に変化させることができるようになりました。
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仕様 | ■電源:DC9V、単3アルカリ乾電池4本 ■消費電流:105mA ■寸法 :168.5 (W) x 155.5(D) x 64(H) mm ■重量:1.05kg |
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VOX VALVENERGY COPPERHEAD DRIVE
No.14817:通りすがりのギタリスト 2013年6月6日
ネットで安かったので購入。
VOXのワウペダルは使った事があるのだが、モジュレーション系は初めての使用。
このエフェクターはヴィブラートとトレモロが入っていてチャンネルが2つあるので設定を2つ作っておいて曲によって変える事ができる。チャンネルの設定をトレモロ/トレモロ、トレモロ/ヴィブラート、ヴィブラート/ヴィブラートと設定する事が出来る。トレモロとヴィブラートを両方合わせて使う事も出来るし、トレモロのみ片方だけ使えるのように設定できるのも嬉しい。コントロールのSPEEDはSPEED1、SPEED2とチャンネルごとに設定できるのだか、DEPTH・RAITO・SKEWが1つしかないので、ここは両チャンネル同じ設定になる。
購入した当初はオーソドックスなヴィブラートやトレモロとして使う予定だったが、かなりエフェクトの幅が広く、色々なサウンドを出す事が出来た。特にトレモロでDEPTHをかなり深めに掛けるとスライサーのような使い方も出来て、かなり面白いサウンドになった。ロータリースピーカーのような暖かみのあるサウンドを楽しめるので60年代ロックが好きな方には良いだろう。個人的には トレモロ/ヴィブラートで設定してチャンネルの切り替えで両方使用する事が可能な状態で使用し、曲によって使い分けをしている。
あとは、真空管が入っているのだが、エフェクトの掛かり具合によって真空管の光る早さが変わる仕組みになっており見た目も楽しめる。コンパクトエフェクターは9V電池で駆動する物が多いが、単三電池4本で動くので意外と便利かもしれない。
エフェクター本体が大きめなのでボードのスペースを取ってしまうが、トレモロとヴィブラート2個分と考えれば大した問題では無いだろう。