メーカー | E.W.S |
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カテゴリ | コーラス |
発売時期 | 2024年7月 |
価格 | 22,000 円 (税込) |
E.W.S. LA CHORUSは、ARIONのコーラス・ペダル「SCH-1」と同社によるモディファイ品「SCH-Z」をベースに生み出されたコーラス・ペダルです。ドライ/ウェットそれぞれに独立したコントロールを装備しており、柔軟なトーン・コントロールが可能となっています。
E.W.S.はエフェクターの製造はもちろんのこと、既存のエフェクターのモディファイにも力を入れているメーカーです。中でもARIONのコーラス・ペダル「SCH-1」をモディファイした「SCH-Z」は、ジョー・ボナマッサやトモ藤田など多くの著名ギタリストたちにも愛用されていました。本機はSCH-1、並びにSCH-Zをベースに、さらなる改良を施したコーラス・ペダルとなっています。
DEPTH、RATE、TONEの3ノブ構成であったSCH-1に対して、本機では新たにボリューム・コントロールが追加されています。これにより、ON/OFF時に音量の変化を少なくしたり、またコーラスONと同時にボリュームを大きく下げる、といった使い方も可能になりました。
また、トーン・コントロールにも変化がみられます。SCH-1のトーン・コントロールはウェット・サウンドの回路の前段にあたるドライ・サウンドの回路に組み込まれていたため、トーン・コントロールを操作するとドライだけでなくウェットも常に同期して変化するという特性がありました。本機ではドライ、ウェットそれぞれに個別のノブが用意されており、より柔軟なトーン・コントロールが可能となっています。
SCH-Zでは、SCH-1に搭載されていたダイレクト/ステレオの切り替え用スイッチがコーラスとビブラートの2モードを切り替えるスイッチにモディファイされていましたが、本機でも同様のスイッチが搭載されています。
コーラス・モードが最初期型のSCH-1を再現した「GRAY」と後期型を再現した「BLACK」に分かれており、コーラス2種類、ビブラート1種類の計3種類から選択することができます。GRAY(最初期)モードではドライ/ウェットの比率が100%:100%であるのに対してBLACK(後期)モードでは100%:120%となっており、ややウェット側が強調されているのがポイントです。
VIBRATEモードはSCH-Zと同じくユニ・ヴァイブにも似たサウンドが特徴のモードで、オルガンのような独特な揺れが得られます。
バイパス方式についてもSCH-Zのモディファイと同じく、トゥルー・バイパスとなっています。
仕様 | ■コントロール:DEPTH, RATE, WET TONE, DRY TONE, VOLUME, MODE SWITCH(BLACK, GRAY, VIBRATE) ■電源:9VDCセンターマイナス or 9V電池 ■消費電流:12mA ■接続端子:INPUT, OUTPUT ■バイパス方式:トゥルー・バイパス ■寸法:62(W) × 113(D) × 52(H) mm ■重量:280g(電池を除く) |
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Mad Professor Electric Blue Chorus