Chase Bliss Audio Lossyオーディオの圧縮や転送時に発生する独特の要素を制御するユニークなエフェクト

Chase Bliss Audio Lossy
メーカー
カテゴリ ディレイ
発売時期 2023年11月
価格 69,300 (税込) ※1

Lossyは、データの圧縮による劣化や情報の欠落、不完全なクロッキングによるノイズなど、デジタル・オーディオ特有の「ノスタルジア」を再現したGoodhertzのプラグイン、「Lossy」をペダル化したデバイスです。

LAのミニマル・ファンク・バンド、Vulfpeckとの共同開発によって誕生した「Vulfcomp」などユニークな製品を取り揃えるアメリカのプラグイン・デベロッパー、GoodhertzとChase Bliss Audioのタッグによって誕生した製品で、Goodhertzの「Lossy」プラグインをペダル化した製品です。

Lossyを構成する3つのセクション

Chase Bliss Audio Lossy

本機のエフェクト処理はFILTERセクション、PACKETSセクション、LOSSセクションの3つに分かれており、これらが直列に接続されています。

FILTERセクションでは、入力された信号の周波数スペクトラムを変化させることができます。一般的な歪みエフェクターなどに搭載されているトーン・ノブと役割は似ていますが、本機のフィルターは可変域が非常に広く、また帯域幅(「FILTER」ノブ)、中心周波数(FREQノブ)を自由に設定できるほか、スロープもトグル・スイッチによって3段階から選択できるため、かなりダイナミックなシェイプが可能となっています。背面の「INVERT」DIPスイッチをオンにすればフィルターを反転させることも可能で、例えば中音域のみを削るようなセッティングも可能となっています。

PACKETセクションはエフェクトにエラーやランダムな要素を加えるセクションで、信号を部分的に途切れさせる「PACKET LOSS」モードと、途切れた部分にスペクトルの滲みが加えられる「PACKET REPEAT」モードの2種類が用意されています。また、PACKETセクション自体をOFFにすることも可能です。

LOSSセクションは本機の核となるセクションです。低ビットレートのデジタルMP3音源のように圧縮によって劣化したサウンドを出力する「STANDARD」モード、STANDARDモードを反転したより過激な「INVERSE」モード、不完全なクロッキングによってもたらされる位相のズレなどを再現したノイズ、ランダム要素の強い「PHASE JITTER」モードの3種類が搭載されています。

その他のエフェクトも充実

基本的には上記の3セクションによって信号を変化させますが、本機にはさらに1ノブでコントロールできるリバーブ、「FREEZE」フット・スイッチによって信号をサステインさせることのできるフリーズ機能、「BYPASS」フット・スイッチの長押しによってONにできるゲート、3セクションの直後に配置されたリミッター、自動でゲインを補正するオート・ゲイン機能など、クリエイティビティを刺激するさまざまな機能が盛りだくさんです。

ユニークかつ豊富なコントロール群

面白いのはPACKETセクションとLOSSセクションの2セクションがコントロールを共有しているという点で、例えば「DEPTH」ノブを上げていけば両セクションの効果がより強くなっていきます。エフェクトのレートを設定する「SPEED」ノブも同様です。
「GLOBAL」ノブはペダルの処理能力を1ノブで調節するもので、上述の2モードだけでなく他モードの強度や存在感にも影響を与えるコントロールです。
さらに両方のフット・スイッチを長押しすることで各ノブの隠し機能にアクセスでき、ゲートのカットオフやリバーブのディケイ、リミッターのスレッショルド、オート・ゲインの強度、ウェット信号のゲインのカット/ブースト、比重を置く周波数帯域の選択などの細かなコントロールを行うことができます。
これだけでも十分すぎるほど充実したコントロールですが、背面のDIPスイッチを操作することでさらに高度な設定を行うことが可能となっています。トレイル・モードのON/OFFやフット・スイッチのモーメンタリー化、シグナル・チェーン上のリバーブの位置の変更、プラグイン版のLOSSYのサウンドの再現、キル・ドライ、各ノブのオートメーション化(ノブでスウィープ方向、スピードの調節可能)などの機能が用意されており、小さいながらもかなり詳細に機能や音色をコントロールできる強力な一台です。

その他の機能

Chase Bliss Audio Lossy:DIPスイッチ

IN/OUTはモノラル、ステレオ、モノラルtoステレオのすべてに対応し、ステレオ出力を選択している場合にはDIPスイッチによってステレオ・イメージに動きと広がりを加えることもできます。
もちろん外部機器との連携能力も抜群で、エクスプレッション・ペダルや外部フット・スイッチはもちろんのこと、MIDIやCVによるコントロールも可能です。各ノブの操作レンジやスウィープ方向も設定できるため、これらの外部機器を用いることで本体だけではできないようなユニークな音色を作ることもできます。

仕様 ■コントロール:FILTER/GATE, GLOBAL/FREEZER(RAMP), VERB/DECAY, FREQ/THRESHOLD, SPEED/AUTO GAIN, LOSS/LOSS GAIN, SLOPE toggle switch, PACKETS toggle switch, MODE/WEIGHTING toggle switch, PRESETS toggle switch, DIP switches
■電源:9VDCセンターマイナス、電池駆動不可
■消費電流:400mA
■接続端子:INPUT, OUTPUT, EXP/CV, MIDI/EXT FREEZE
■バイパス方式:トゥルー・バイパス
■寸法:74(W) x 124(D) x 60(H) mm *突起含む

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