メーカー | Suhr |
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カテゴリ | ディストーション |
発売時期 | 2009年 |
価格 | 31,800 円 (税込) |
Riotは、深い歪み/立体感ある大迫力のトーン/プレイヤーの指先のニュアンスに敏感に反応など、100Wの大型スタックアンプのボリュームをフルアップした時のような歪みサウンドを実現した、コンパクトなディストーション・ペダルです。
Riotは深く歪ませてもアタック感を損なわずアンプのような奥行き感を保つ、往年のディストーションペダルとは一線を画す「モダン・ハイゲイン」と呼べるような現代的な歪みが特徴的。
ピッキングの強弱によって、クランチサウンドからディストーションまでを指先でコントロールさせることが可能、ハムバッカーでのメタルギターにも、ストラトなどシングルコイルのギターで使用した場合にも上質な歪みが得られます。
電源は18Vまで対応しており、高い音圧でプレイすることも可能です。
3段階スイッチは、左に選択するとゲルマニウムダイオード/真中でシリコンダイオード/右でLEDダイオードと、クリッピングダイオードを切り替えることができ、サウンドの個性を使い分けることができます。
・2013年に登場、GAINを30%アップした「Riot Reloaded」
・2015年に登場、日本語表記の「Riot LE Nippon」
・2018年3月に登場、ミニサイズにコンパクト化した「Suhr Riot MINI」
と、いくつかの派生製品が存在します。
ギター博士が実際に演奏している部分のディストーションに Suhr Riot を使用している
仕様 | ■コントロール:Dist、Level、Tone、Voiceスイッチ(3段階) ■動作電圧:4V~18V ■ON/OFFの切替を外部スイッチで行う「Fx-Link」端子搭載 ■寸法:63.5mm(w)x114.3mm(h)x31.7mm(d) ■重量:340g |
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One Control Rebel Red Distortion
No.79265:マンダム 2018年7月28日
ストラトキャスター、テレキャスター、ジャガー、ジャズマスター、レスポール、アイバニーズ…様々なギターで試しましたが、どんなギターでもバランス良く歪んでくれる、万能ディストーションです。一つあればかなり安心できます。
歪みの質は優等生的で、リードトーンは上質になります。暴れる感じのリズムギターを求めているなら他のペダルをあたったほうが良いかも。
No.79666:ユウキ 2018年12月2日
Suhr Riot Reloaded(以下「Riot」)の主な使用環境は以下のとおりです。
ギター:Suhr J-series S6(ピックアップ配列:SSH)、Suhr MS7(ピックアップ配列:HH)
アンプ:Marshall類、Roland JC-120、MESA BOOGIE Rectifire mini等
ディストーションという括りのエフェクターですが、ミドルが持ち上がった温かいトーンのまま超歪みますので、どちらかというとハイゲインオーバードライブともいえるかもしれません。
ハードロックやアニソン等を弾く時に使用していますが、かなりぴったりなエフェクターです。使用した感想を以下に箇条書きしていきます。
・バンドサウンドの中での音像の位置感が絶妙です。ハイゲインサウンドというものは、低音がベースと被り、高音がボーカルと被り、超高音がシンバルと被るという非常に使いにくいものになりがちで、かなり気をつける必要がありますが、Riotを使うと音像が勝手にその隙間におさまってくれます。
・音像が隙間を埋めて他の音を邪魔しないとはいえ、後ろに下がり過ぎるということもなく、しっかり音が抜けます。トーンのチューニングが神業です。旧Riotからは歪みが30%アップしたということですが、歪み量の変化よりも、その位置感がとても改善された気がします。
・ノイズが少なすぎて、もはや神業です。ハイゲインアンプにつないでも、Riotの前にブースターをつないでも、ほとんどノイズが乗りません。
・JC-120につないでもかなり深く歪みます。JC-120の「どストレートな音」は残りますが、多くのギタリストの悩みの種であろう「歪ませた時に粒が粗すぎて使いにくい」という「JC-120臭」はかなり緩和されると思います。JC-120にRiotをつなぐとかなりスムーズな歪みになる印象です。もっとも、JC-120のイコライザーをしっかり調整してフラットな音を作ることが前提で、JC-120のツマミを全部フラットにするような使い方ではRiotの恩恵はあまり受けられないと思いますが。
・JC-120らしさをできるだけ殺して、深く深く歪ませたいということであれば、最近話題のVivie IRENE66のほうがJC-120対策に成功している気がします。ここまで来ると好みでしょうから、気になるなら両方試してから買うほうが良いと思います。
・ミドルがしっかり持ち上がる、滑らかで温かい音がしますので、荒々しいドンシャリのディストーションがほしいということであれば、あまり向いていないと思います。
・TONEツマミはそんなに効いている感じはしませんが、あまりTONEをいじる必要を感じないエフェクターなので、それほど問題ではないです。
・外部スイッチでon/offを切り替えることができます。私は使いませんが、アイディア次第で便利かもしれません。
・9V、12V及び18Vで動きます。「昇圧すると音の立体感が増す」という感想をちらほら聞きますが、昇圧すると音が空間を埋めすぎて、せっかくの位置感がくずれる気がするので、9V電池で動かしています。
・7弦ギターも使用していますが、7弦でも全く音が潰れません。ミドルが持ち上がる温かい音なのにタイトな7弦の音がしっかり聴こえます。何気にすごいです。
以上、Riotの感想でした。とても使いやすくて気に入っているディストーションです。
No.79835:Gura 2020年3月29日
自宅用の30Wトランジスタアンプを使用していた頃に、
アンプライクな音という謳い文句につられて購入しました。
たしかにそれまで使用していたマルチエフェクターやOD、ディストーションペダルの歪みとは違い、
温かみのある太い音で感動したのを覚えています。各弦の音の分離感や抜けも文句なしです。
現在はアンプをLaneyのIRT-studioに買い換え、基本の歪みもアンプで作っているため出番はなくなりましたが、アンプのクリーンチャンネルでriotをつなげば、コンプ感やニュアンスの表現力は劣りますがドライブチャンネルとほぼ同じ音がでます。
当然ですが、やはり自宅の小型アンプとスタジオのマーシャルとでは全然違いますね。
一度スタジオのマーシャルクリーンチャンネルで使ったときにさらに化けたため
今でも手放せず大切に保管しています。それくらいすばらしいペダルです。