メーカー | EMPRESS EFFECTS |
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カテゴリ | イコライザー |
発売時期 | 2022年12月 |
価格 | 44,000 円 (税込) |
ParaEQ MKIIは、2009年に同社から発売された「ParaEQ」のアップグレード・モデルです。内部昇圧やコントロール類のさらなる改善により、スタジオ機器レベルのトランスペアレントなイコライジングを行うことができるようになったのに加え、筐体もさらにコンパクトになりました。
2009年に発売された初代モデル「ParaEQ」は当時のイコライザー・ペダルとしてはコントロールできるパラメータも多く、高品位なサウンドということもあり多くのミュージシャンから好評を博していました。第二世代となる本機「ParaEQ MKII」は前機種のフィードバックをもとに更なる改良を施し、さらに使いやすく、素晴らしいサウンドにアップグレードされています。
また、ノーマル・バージョンに加えていくつかのコントロールが追加された「ParaEQ MKII Deluxe」も用意されており、さらに完璧なトーン・シェイプを求めるプレイヤーには最適の一台といえます。
内部昇圧により、駆動電圧はスタジオ・グレードの機器と同等の27Vにまで高められ、108dBものSN比を達成しています。レコーディング機器並のクリアなサウンドで、ギター・ペダルとは思えない能力を発揮します。
本機のコントロールは大まかに3 + 1セクションに分かれています。
最上段の「Q」コントロールではイコライザーの帯域幅を調節し、「freq」コントロールで各帯域でブースト/カットを行う中心周波数を設定し、「gain」コントロールでブースト/カット量を決定します。これらのコントロールはロー、ミッド、ハイのそれぞれに個別に設定することができるため、柔軟なトーン・コントロールが可能となっています。
これら3セクションに加えて、フットスイッチでON/OFFが可能な1ノブ・タイプのブーストが用意されており、最大+30dBのブーストが可能となっています。
「Q」コントロールで選択できる帯域幅の広さは3つ用意されています。帯域幅を狭く設定し、アコースティック・ギターのフィードバックなどを解決するのに役立つ「Narrow Q」、楽器用のアンプなどにも搭載されている、一般的な帯域幅に設定する「Medium Q」、帯域幅を広く設定し、トーンを保ったまま穏やかな変化を加える「Wide Q」の3つが用意されており、ノーマル機ではこの3つからトグル・スイッチで選択します。
Deluxeではこれらのコントロールに加え、ハイパス/ローパス・フィルターのカットオフ周波数をそれぞれ設定できるノブ、ハイ/ロー・シェルフ・フィルターのゲインを調節するノブが搭載されており、さらに柔軟なトーン・コントロールが可能となっています。また「Q」コントロールが可変式のノブとなっており、シームレスに3つの帯域幅を行き来することができます。
仕様 | ■コントロール ノーマル:low q, mid q, high q(トグルスイッチ), low, freq, mid freq, high freq, low gain, mid gain, high gain, boost Deluxe:上記コントロールに加えてhp filter, lp filter, low shelf filter, high shelf filter、Qコントロールは連続可変式 ■電源:9VDC(センターマイナス), 2.1mm ■消費電流:300mA(500mA以上の電源推奨) ■接続端子:INPUT, OUTPUT ■入力インピーダンス:1MΩ ■出力インピーダンス:100Ω ■周波数レスポンス(-3dB):22Hz - 25kHz ■THD:< 0.05% ■ノイズ:> 107dB ■ヘッドルーム:30dB @-10dBu reference ■寸法:約H63mm × D127mm × W63mm ■重量:約450g |
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