メーカー | EMPRESS EFFECTS |
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カテゴリ | ディレイ |
発売時期 | 2017年10月 |
価格 | 72,380 円 (税込) |
Empress Echosystemは、25種類以上のディレイモードを用意、2系統のステレオ・ディレイを搭載し、それら2つを直列/並列/LRに並べるなど、多彩な操作系統と組み合わせてディープな音作りが可能、Empressらしく圧倒的な高音質を誇る多機能ハイエンド・デジタルディレイとなっています。
本機は32bit内部演算処理による24bit/48kHzのスタジオ品質のプロセッシングを採用、音質劣化は全くなく、ハイクオリティ・オーディオによるディレイ・サウンドが得られます。
ディレイモードは digital/tape/analog/multi/mod/filter/ambient/delay + reverb/reverse/stutter/lo – fi/whisky とmodeツマミによって12種類から選択できるほか、各モードには複数のバリエーションが用意され、合計36種類以上ものスタジオ品質のアルゴリズムが用意されています。
デジタル/BBD素子を使ったアナログはもちろん、ディレイ+高品位リバーブ、EchoplexやRE-201などのテープエコー、Deluxe Memory Manなど、往年の名機アナログディレイのサウンドも再現されています。
搭載されているディレイモードについて紹介していきます。
全帯域幅において歪みのない、クリーンで美しいデジタルディレイです。
Pristine:thing 1/thing2ツマミでモジュレーションの深さ/スピードが調節できます。
Short Stuff 1980:ショートディレイ
Ping Pong:ピンポンディレイ
Dynamic Duck:入力が大きい時はエフェクトを小さく、入力が小さくなるとエフェクト設定値に戻る(弾いている時はディレイは抑えられ、フレーズが終わる時になると強調される)
Dynamic Feedback:入力が大きい時はゲートを閉じフィードバックを小さく、入力が小さくなるとゲートは開かれフィードバックが設定値に戻る
クラシック&ビンテージの美しいテープ・ディレイを再現したモードです。
New Tape:Empress Vintage Modified Superdelay (VMSD)譲りのテープエコー。thing1/thing2でモジュレーションを追加
Old Tape:劣化したテープによる音質の曇りが再現された、古いテープエコー
Echoplex:1970年代の歴史的テープエコーの銘機、Echoplex EP-3のサウンドを完璧に再現。thing1/thing2でサーチュレーションとモジュレーションを追加
Space Echo:銘機Roland RE-201 Space Echoを再現。thing1/thing2でサーチュレーションとモジュレーションを追加
BBD素子を使ったアナログ・ディレイです。
BBD:Maxon AD9のエミュレート。thing1/thing2でサーチュレーションとモジュレーションを追加
Tube BBD:アナログディレイに真空管の質感を加えたモード
Deluxe Memory Boy:Deluxe Memory Manを再現。thing1/thing2でヴィブラート/コーラスを追加
タップのパターンをフィードバックに適応することができるリズム・ディレイです。
Digital Multi-Tap:
Tone Taps:
Preset Patterns:
LFOとダイナミック・フィルターによるフィルター・ディレイです。
Pulse Filter:周波数が上下するバンドパス・フィルター
Warp Filter:
Swoosh Echo:スウォッシュ効果のディレイ
美しいきらめきや揺らぎを演出、美しいサウンドスペースを生み出すアンビエント・ディレイです。
Drunk Ewok (Lost in Space):マルチタップ・ディレイとリバーブが複合した幻想的なサウンド
Triggered Swell:滑らかなアタックを加えるディレイ
Triggered Multi-Swell:Triggered Swellのマルチタップ・パターン
ディレイとリバーブを同時使用できるモードです。
Hall:ディレイとホールリバーブのミックス
Plate:ディレイとプレートリバーブのミックス
逆回転(リバース)ディレイです。
Reverse Delay:スタンダードなリバースディレイ
Reverse Dual Pitch:2つのリバースディレイに異なるピッチを与える
Triggered Reverse:音符の前にある音を逆方向に再生
フレーズの最後をリピートして強調するディレイです。
Chop Mode:ON/OFFスイッチで入力信号を刻んだような、トレモロを感じるディレイ
Auto-Stutter:トランジエントを自動検出し、レコーディングとループをセット
古いラジオや壊れたスピーカーのようなローファイサウンドのディレイです。
Old Timer
Digital Death:8bitライクなデジタル・ローダイ・サウンド
定義できない、変態的なディレイです。
Knobs’ Seesaw
Christopher Glitchens
動画を確認すると、いずれのサウンドも極めてクオリティが高いことがわかります。これらのディレイモードを2系統(デュアルエンジン)のディレイと組み合わせ、さらにそれぞれに異なる設定を読み込ませることもできるので、高品質かつ、極めて複雑なディレイサウンドを生み出すことが可能です。また本機に外部エクスプレッション・ペダルを繋ぐことで、全てのパラメータを割り当てて足元でリアルタイム操作することができます。
トゥルーバイパス/バッファードバイパスの切替に対応。エフェクトOFF時にディレイサウンドを残すか残さないか、選択することができます。
お気に入りのサウンドはプリセット保存が可能。メーカーが提供するアルゴリズムをSDカード経由で本体にダウンロードして使うこともできます。
仕様 | ■コントロール:mode、delyatime/ratio、mix、output、feedback、tone、thing1、thing2 ■接続端子:ステレオ入出力、control port、DC IN ■スイッチ:tap、shift、scroll、bypass ■タップテンポ機能 ■SN比:>104dB ■寸法:W95 x D145 x H57 mm ■重量:680 g |
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