メーカー | Walrus Audio |
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カテゴリ | リバーブ |
発売時期 | 2021年3月 |
価格 | 39,600 円 (税込) |
Walrus Audio R1 High Fidelity Stereo Reverbは、Walrus Audioが厳選した、クラシカルなスプリング・リバーブからモダンな音楽には欠かせないシマー・リバーブまで、6種類のプロ・クオリティのリバーブを搭載した、汎用性の高いリバーブ・ペダルです。
コンパクトな筐体に6つのツマミと3つのトグルスイッチ、2つのフットスイッチを搭載。
DECAY:
リバーブのディケイ(長さ)を設定します。小さく設定するとよりナチュラルな減衰感に、長く設定すると浮遊感のある幻想的な響きへと変化します。
SWELL:
ウェット音/ドライ音に対する音量の変化をコントロールします。入力された信号やリバーブのサウンドがフェードインするまでの時間をコントロールし、映画のサウンドトラックのような、不思議な揺れ感を作り出すことができます。通常のリバーブのように使用したい場合はツマミを0にすることでこの効果のOFFにすることができます。
MIX:
ドライ音/ウェット音のバランスを調整します。左に回し切ればウェット音はなくなり、リバーブのかかってない音になります。右に回し切ればドライ音がなくなり、ウェット音のみが出力されます。ドライ音/ウェット音が50%ずつミックスされるポイントは12時ではなく、3時のあたりです。
TWEAK:
調節したいパラメータを直下のトグルスイッチから選択することで、選択したパラメータをTWEAKツマミで調節できるようになります。コントロールできるパラメータは以下の通りです。
PROG:
使用するリバーブ・プログラムを選択します。
TUNE:
調節したいパラメータを直下のトグルスイッチから選択することで、選択したパラメータをTUNEツマミで調節できるようになります。機能としては「TWEAK」と同じですが、調節できるパラメータが違います。以下のパラメータをコントロールできます。
A | B | C Bank スイッチ:
A、B、Cのどのバンクからプリセットを呼び出すか選択します。各バンクに保存できるプリセットは3つです。
Bypass スイッチ:
ペダルのON/OFFを切り替えます。
Sus / Latch スイッチ:
踏むと一時的にリバーブのサステインがホールドされます。ホールド中に新たに弾いたリバーブには、同じリバーブが適用されます。
搭載されているリバーブ・プログラムの概要は以下の通りです。
オールドのチューブ・アンプに搭載されているようなスプリング・リバーブをモデリングしています。ギターのサウンドをより煌びやかにする薄めの設定から強めにかけたサーフ・ロック調のサウンドから更にその先まで、幅広いセッティングが可能。「DECAY」のツマミを使うことで、実機のスプリング・リバーブではなし得なかったサウンドを作ることもできます。Xツマミを上げると、スプリング・タンクがもたらす暖かな歪みが加えられます。
規模の大きいコンサートホールやアリーナで得られるようなリバーブです。Xツマミはルームの大きさのコントロールとして機能します。ディケイを長めに、Xツマミを高く設定すれば溢れんばかりのリバーブが、ディケイを短めに、Xツマミを低く設定すれば小さな空間で鳴っているようなリバーブ・サウンドに変化します。
「プレート・リバーブの元祖」と名高い、ドイツのElektro Mess Technik社が50年代末に発売した「EMT140」を再現したリバーブです。スムースでフラットなサウンドを提供します。Xツマミはサチュレート、わずかなドライブ感を得るために使用できます。
BFRとは、Big Fxxking Reverbの略。とにかくスケールの大きい、今までに類を見ないサイズの強烈なリバーブ・エフェクトです。
スケールが大きく美しい、遊び心を持ち合わせたグリッチ・リバーブです。「RATE」でグリッチ(プレイヤーの予期せぬ音)の発生頻度を変更し、「DEPTH」でグリッチ・エフェクトの音量を決定します。 Xツマミはサウンドのキャラクターを補正するのに役立ちます。高く設定すればブライトで明瞭なサウンドに、低く設定すればダークでローファイなサウンドへと変化します。
わずかにシマー効果が加えられた、広がりをもったリバーブ・サウンド。音作りの幅が広く、シンセサイザー的な音色を作ることも可能。Xツマミはシマー・エフェクトの量を調節します。0にすればシマーエフェクトはOFFになります。
本機のみで使用できるプリセットは3×3の計9つですが、MIDI制御を使用することにより128つのプリセットが使用できます。
バイパス方式、IN/OUTについても、現代的なニーズに応えて多様な選択肢が用意されています。バイパス方式についてはトゥルー・バイパス、DSP + トゥルー・バイパス、DSPバイパスの3種類が用意されていますが、選択するバイパス方式によって使用可能なIN/OUTのルーティングも変化します。以下はその一覧です。
モノIN/モノOUT – 全てのバイパス方式が使用可能。
モノIN/デュアルモノOUT – DSPバイパスモードでのみ使用可能。
ステレオIN/ステレオOUT – 全てのバイパス方式が使用可能。
ステレオIN/モノOUT – DSPバイパスモードでのみ使用可能。
なお、バイパス方式を変更するには、①Bypassスイッチを押しながら起動する ②Bypassスイッチを押し、バイパス方式を選択する ③BypassスイッチとSus / Latchスイッチを同時に押す という手順で簡単に変更できます。
仕様 | ■コントロール:DECAY, SWELL, MIX, TWEAK, PROG, TUNE, A | B | C Bank Switch ■電源:DC9V センターマイナス(アイソレート電源推奨) ■消費電流:300mA ■接続端子:ステレオIN/OUT, MIDI IN/THRU, USB ■バイパス方式:選択式(トゥルー・バイパス or DSP + トゥルー・バイパス or DSPバイパス) ■寸法:126 × 73 × 62 (mm) |
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