メーカー | Beetronics |
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カテゴリ | コーラス |
発売時期 | 2023年4月 |
価格 | 56,760 円 (税込) |
SEABEEは、BBD素子を用いたクラシックなアナログ・コーラスをデジタル制御によってコントロールすることで、コーラスを超えたユニークなサウンドが得られるエフェクターです。ピッチ・シフトやランダム・パターン、スイッチの長押しによるパラメーターの変化など、刺激的な機能が盛りだくさんです。
回路としてはシンプルなBBD素子を用いた昔ながらのアナログ・コーラスですが、各パラメータのコントロールをデジタル制御によって行っているため、温かみのあるサウンドと、オール・アナログでは実現できない独創的なエフェクトを両立させています。もちろん、音が流れる経路は全てアナログです。
本機のモードは「CHORUS」と「HARMOCHORUS」の2モードに大きく分けられ、クラシックなコーラス・ペダルをベースに発展させたCHORUSモードにはロータリー・スピーカーに似た「ROTO」モード、モジュレーションの深さを0から設定したポジションまで変化させられる「DEPTH」モード、コーラスのディレイ・タイムを変化させ、ユニークなテクスチャーと動きを作り出すことのできる「STING」モードが搭載されています。刺激的で新しいアプローチを目指した、BEETRONICSらしさ溢れるHARMOCHORUSモードには、2つのステップ/ピッチを行き来する「DUAL」モード、アルペジエーターのようなモジュレーションの動きを作り出す「ARP」モード、何千ものランダムなピッチ・パターンを生成する「MAD」モードが搭載されており、両モード合わせて6種類のエフェクトを使い分けることができます。
ノブは3つとシンプルなレイアウトですが、右側のフット・スイッチを長押しすることによってオルタネイト・コントロールにアクセスし、様々なパラメータを操作することが可能です。
エフェクトの深さやスピード、ドライ音とのミックスはもちろんのこと、4ポジションのトーン・コントロール、ランダム・パターンやHARMOCHORUSモード時のピッチの選択なども1台でコントロールできます。
また、左側のフット・スイッチではタップ・テンポの入力機能に加え、長押しすることによって特定のパラメーターの2つのポジションを行き来させることができる「RAMP」機能に対応しています。RAMPのスピードの調節やパラメーターを推移させるカーブの選択など細かい調節が可能で、曲の印象を決めうる飛び道具的なサウンドをしっかりと作りこむことができます。
CVコントロールやエクスプレッション・ペダルなど、外部機器によるコントロールにも対応しています。本機はBEETRONICSとしては初となるMIDI対応機で、パラメーター・チェンジやLFO、RAMP機能の調節などが可能です。
そのほかにもプリセットの保存やステレオでの出力、様々な楽器に対応する入力レベルの選択機能など、ユニークなサウンドを持つエフェクターでありながらも使いやすさ、汎用性が追求された、BEETRONICSらしい製品に仕上がっています。
仕様 | ■コントロール:RAMP/TONE/PATTERN, RATE/MIX, DEPTH/FEEDBACK/HARMONIES, RAMP toggle switch, MODE toggle switch, EFFECT toggle switch ■電源:9VDCセンターマイナス ■消費電流:250mA ■接続端子:INPUT, OUTPUT(MONO/STEREO), MULTI JACK ■バイパス方式:バッファード・バイパス ■最大入力レベル:8dBu ■寸法:50(H)×89(W)×139(D)mm ■重量:450g |
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