メーカー | Caroline Guitar Company |
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カテゴリ | ディレイ |
発売時期 | 2025年3月 |
価格 | 54,450 円 (税込) |
KILOBYTE 2000は、個性的なローファイ・ディレイとして高い評価を受けた初代KILOBYTEの設計思想を受け継ぎつつ、現代的な機能と表現力を拡張したディレイ・ペダル。オーガニックな歪み、幻想的なモジュレーション、発振コントロールなど、独自のサウンドキャラクターが魅力です。PT2399チップを用いた“デジタルらしいローファイ感”をあえて活かし、クリアさやハイファイさではなく、質感や存在感、そして音楽的な“クセ”を重視した設計になっています。
初代 KILOBYTE
旧モデル「KILOBYTE」との最大の違いは、タップテンポやトレイルバイパス、ディレイサブディビジョン切替、HAVOC発振強度調整、SHARPNESSコントロール、FXループなど多岐に渡り、現場での実用性とサウンドメイクの幅が飛躍的に拡張されています。
特に、初代では内部トリムポットで調整していたモジュレーションやゲインが外部ノブでコントロール可能になり、ライブや録音現場での即時調整が容易になりました。また、HAVOCスイッチは発振の強度やキャラクターを細かく設定できるようになり、より多彩な演出が可能です。FXループの追加も、他のエフェクトとの組み合わせによるサウンドデザインの自由度を大きく高めています。
KILOBYTE 2000のサウンドの核となるのは、PT2399チップ特有の“ざらつき”や“グレイン感”と、特別に調整されたプリアンプです。新搭載のSHARPNESSコントロールはプリアンプのゲインレンジとトーンを調節するツマミで、原音はクリーンなままディレイ音の倍音感や歪みのキャラクターを調整でき、クリーンなリピートからウォームで丸みのあるトーン、きらめくアンビエンス、過激な発振サウンドまで、幅広くカバーすることが可能です。
さらに、ディレイ音には美しいコーラス的モジュレーションが加えられており、0~12時までは自然な揺らぎ、最大付近ではより深い“酩酊感”のあるサウンドが得られます。
HAVOCフットスイッチ(長押し)は、ディレイの発振をコントロールする機能で、押し続けることでリピートが暴走し、カオティックなサウンドスケープを演出できます。HAVOCの発振強度もノブで調整可能となり、演奏中のダイナミックな表現が容易になりました。
本体にはタップテンポ機能とトレイルバイパス(エフェクトOFF時に残響が自然に減衰)を搭載。タップテンポは本体スイッチまたは外部タップ端子(TRS)で入力でき、3種類のディレイサブディビジョン(8分音符、4分音符、付点8分音符)を選択できます。
さらに、KILOBYTE 2000最大の新機能のひとつが、ウェット信号専用のFXループです。TRS-Yケーブルを用いて、外部エフェクト(モジュレーション、ピッチシフター、フィルター等)をディレイリピートのみにかけることができ、100%ウェット運用や、より複雑なサウンドデザインが可能となりました。
仕様 | ■ディレイタイム:最大1秒 ■バイパス方式:バッファードバイパス ■電源:DC9Vパワーサプライ(センターマイナス) ■消費電流:60mA ■寸法 (WxDxH):92mm x 120mm x 50mm |
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