メーカー | Chase Bliss Audio |
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カテゴリ | アナログ・ディレイ |
発売時期 | 2016年 |
価格 | 49,500 円 (税込) |
Tonal Recallは、伝説的なBBD素子「MN3005」のリイシューバージョンを2基使用して組み上げられたアナログディレイ・ペダル。伝統的なアナログサウンドを基本にテープエコーのようなモジュレーションを加えられる他、タップテンポ/選択可能なバイパス方式/トレイル/エクスプレッションペダル操作/プリセット保存など、多機能なディレイとなっています。
本機に入力された信号はデジタル・プロセッサーを一切通ることなく、アナログ信号100%のまま出力。ハイクオリティなアナログディレイ・サウンドが得られますが、ツマミとスイッチは全てデジタル制御というハイブリットなペダルとなっています。
本体には6つのツマミと3つのトグルスイッチ、2つのフットスイッチを装備。
TONEはディレイのトーンを調節するツマミですが、DIPスイッチの操作によってMIX、RATE、TIME、REGEN、DEPTHといったパラメータの調節をアサインすることが可能です。MIXは原音とディレイ音のバランスを調節、RATEはディレイにかかるモジュレーションスピードの調節、TIMEはディレイタイムの調節、REGENはディレイのリピート回数を調節、DEPTHはピッチモジュレーションの深さを調整します。
S/L/BスイッチはMX3005ディレイチップへのシグナルパス切替で、S(SHORT:20ms~275ms)、L(LONG:40~550ms)、B(BOTH)で、リバーブのようなサウンドも得られます。一番右の波形切替スイッチはピッチモジュレーション波形(トライアングル/サイン/スクエア)の切り替えをおこないます。
BYPASSフットスイッチでエフェクトのON/OFF。リレー回路トゥルーバイパスですが、DIPスイッチの操作によってモメンタリースイッチ(踏んでいる間だけON)、バッファードバイパスへの切替が可能。
Tap/Holdフットスイッチはタップテンポ設定できるスイッチですが、1秒間踏み続けることで「ランナウェイモード」となりリピートが一気に増幅し、自己発振効果を得られます。2つのフットスイッチの中央にあるトグルスイッチは左右で1つずつプリセットを保存することができます。
そのほか外部エクスプレッションペダル、MIDIクロックとのシンクロ、MIDIコントロールに対応するなど、コンパクトなアナログディレイとは思えない多機能ぶりです。
仕様 | ■コントロール:TONE, TIME, MIX, REGEN, RATE, DEPTH, S/L/Bスイッチ, 波形スイッチ, ■電源:9Vアダプター、電池非対応 |
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