メーカー | Catalinbread |
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カテゴリ | オーバードライブ |
発売時期 | 2023年1月 |
価格 | 20,980 円 (税込) |
Formula 5は、伝説的なFenderのTweed Champ “5F1”をペダルで再現したオーバードライブ・ペダルです。Catalinbreadらしい再現性の高さとユニークなコントロールで、ツイードはもちろんのこと、ブラックフェイス期のサウンドまでカバーします。
Fenderが40年代にスタートさせた「Champ」アンプ・シリーズは、発売以降もパーツの交換や改良が重ねられ、試行錯誤の末に現在Tweed Champとして認知されている「5F1」モデルが誕生しました。現代の機材に慣れたギタリストなら頭を悩ませてしまいそうな1ノブのみのコントロールでしたが、エリック・クラプトンやキース・リチャーズ、デュアン・オールマンなど、使用歴のあるギタリストは枚挙に暇がありません。本機ではこの5F1をペダルで再現すべく、プリアンプ、ディスクリート・パワー・アンプ・シミュレーター、アウトプット・トランスを搭載しており、一般的な「アンプ・ライク」なペダルとは一線を画しています。伝説的なツイード・トーンはもちろんのこと、「TONE」ノブを操作すればブラックフェイス期のサウンドまでもが再現できます。
コントロールは4ノブとシンプルですが、ひとつひとつが非常にユニークなパラメータを持ち合わせています。Catalinbreadは、「VOLUME」以外のコントロールを0にしてからサウンドメイクを行うことを推奨しています。
「SAG」ノブはアンプのトランス部の劣化具合を再現したコントロールです。上げすぎるとトランスが劣化しすぎた実機のアンプのように使いづらい音になってしまいますが、うまく調節すればリアルなツイード・サウンドが得られます。18Vでの駆動を念頭にチューニングされており、9V駆動ではノブを動かすと急激に変化する、センシティブなコントロールが必要です。
「TONE」ノブも一般的なトーン・コントロールとは趣の違うセクションとなっています。過去にネット上のフォーラムで話題になった、ChampにFramus Cobraアンプから流用したミッド・コントロールを装備するというモディファイから着想を得ているコントロールで、絞り切ればツイード・アンプ、全開にすればブラックフェイス期のサウンドが得られます。
「GAIN」ノブは、1ノブ・コントロールだったオリジナルのTweed Champのボリューム・コントロールを模倣したノブです。プリアンプ、パワー・アンプ、トランス全体のゲインを調節し、やや硬質なクリーン・サウンドからクランクしたツイード・サウンド、そしてヘヴィなドライブまでをカバーします。
仕様 | ■コントロール:SAG, TONE, VOLUME, GAIN ■電源:9-18VDCセンターマイナス(電池使用不可) ■消費電流:2mA ■接続端子:INPUT, OUTPUT |
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