メーカー | Jackson Audio |
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カテゴリ | プリアンプ |
発売時期 | 2022年9月 |
価格 | 37,800 円 (税込) |
Silvertone/Jackson Audio SP1484 Twin Twelve Pedalは、ジャック・ホワイト氏もメイン・アンプとして使用していたSilvertoneの「1484 Twin Twelve」チューブ・アンプ・ヘッドのプリアンプ部を再現したペダルです。
Silvertoneは、シアーズ・ローバック社(現在のシアーズ)が1915年に蓄音機のブランドとしてその名を使い始めたことに起源を発するブランドです。20年代に入るとラジオや補聴器にまで「Silvertone」のブランド名を拡張し、30年代には楽器もその中に組み込まれていきます。シアーズ・ローバック社は楽器のブランドとしてHarmonyブランドも所有していましたが、これを売却したことにより、40年代には楽器部門の全ての商品にSilvertoneブランドを適用することになります。
百貨店であったシアーズの販売する安価なギターは当時のビギナー層に広く受け入れられ、最初に手にした一本がSilvertoneであったギタリストを挙げれば枚挙にいとまがありません。古くはハンク・ウィリアムズやチェット・アトキンス、そしてジミ・ヘンドリックスやマーク・ノップラー、ジェイムズ・ヘットフィールドまで、多くのレジェンド・ギタリストがSilvertoneのギターで研鑽を積み、世に羽ばたいていきました。また、マディ・ウォーターズやアーサー・クルーダップなどのブルース・ギタリストはステージやレコーディングでも使用しており、チープながらも味のある音色は現代でも多くのギタリストを虜にしています。
本機のオリジナルにあたる1484 Twin Twelveは1963年から1967年まで製造されていたアンプで、ジャック・ホワイトやデイヴ・グロール、ベック、ビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)、ダン・オーバック(ザ・ブラック・キーズ)など、錚々たるギタリストが愛用してきたモデルです。
現在SilvertoneのブランドはEpiphoneやSquierのOEM生産を行っている韓国の三益楽器(Samick、サミック)が所有していますが、本機の製造はJackson Audioによって行われています。オリジナルのルックスとサウンドを限りなくリスペクトした本機は、4つのノブのセッティングによってプリアンプ、ブースター、EQ、オーバー・ドライブなど様々な用途で使用できます。コンパクトな筐体はペダルボードにも組み込みやすく、何より、ヴィンテージのオリジナル機であれば避けられないであろう煩雑なメンテナンスを必要としないのは嬉しいポイントです。
仕様 | ■コントロール:VOLUME, BASS, TREBLE, GAIN ■電源:DC9Vセンターマイナス ■消費電流:35mA ■接続端子:INPUT, OUTPUT ■入力インピーダンス:1MΩ ■出力インピーダンス:100kΩ ■寸法:127(W) × 114(D) (mm) |
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