メーカー | Gamechanger Audio |
---|---|
カテゴリ | リバーブ |
発売時期 | 2021年4月 |
価格 | 42,900 円 (税込) |
GAMECHANGER AUDIO LIGHT PEDALは、スプリング・リバーブ・タンクの音色とハーモニーを最大限に引き出す、世界初のアナログ光学式スプリング・リバーブ・システムです。赤外線光学センサーを使用して、これまでに聞いたことのない無数の新しいタイプのリバーブ・テクスチャーとサウンドを開拓します。
まず目に入るのは筐体中央部に配置された3本のバネからなるスプリング・ユニットですが、これこそがLIGHT PEDALのサウンドの核をなす部分です。LIGHT PEDALではこれらのスプリングの動きを捉える方法として、複数の特殊な赤外線センサーが採用されています。センサーはスプリングの異なるポイントに向けられており、従来の出力トランスデューサーよりもはるかに細かい動きを検出することができるため、より長いディケイが可能になり、サブ・ハーモニクスや倍音を含むはるかに広い周波数特性を実現しています。
LIGHT PEDALは、ドライ・シグナル、「spring」シグナル、「optical」シグナルの3つの独立したボリューム・レベルを備えています。「tone」ツマミはドライ音はそのままに、「spring」シグナルと「optical」シグナルの両方に影響を与えます。
「drive」は、すべてのモードにおいて、スプリング・タンクに送られる信号の量を決定します。左に回し切るとリバーブが全くかからず、右に回して最大にすると、スプリング・タンクがゆるやかに歪み始め、「optical」シグナルの質感にも影響を与えます。
「gate」は、両方のリバーブ出力とすべてのエフェクトモードに影響するグローバル・パラメータでもあります。「gate」ノブが12時の位置にあるときはニュートラルで、サウンドには影響しません。左に回すとすべてのリバーブがゲートされ、演奏の音量が大きいほどリバーブが多くなり、また信号の入力が止まると同時にリバーブはカットされます。対して右に回すと、演奏のダイナミクスに反比例してリバーブのレベルは下がるようになります。
6ウェイ・セレクター・ノブにより、さまざまなエフェクト・モードにアクセスできます。最初の3つ(optics、sweep、trem)は光学式のエフェクトで、reflect、feedback、harmonic の効果はスプリング・タンク自体によってもたらされるエフェクトです。
ペダルのフット・スイッチを押しながら「gate」ノブを回すことで、「ctrl」の値を入力信号に反応させることができます。たとえば、trem モードを選択した状態でフット・スイッチを押し続けながら「gate」ノブを完全に下げてみると、入力信号を感知するとすぐにトレモロのレートが遅くなるようにセッティングされます。単なるゲート・リバーブ的なエフェクトにとどまらないサウンドは、GAMECHANGER AUDIOの野心を感じさせます。
「optics」では、ctrl ノブを使って光学センサーの組み合わせを選択することができます。それぞれのセンサーの組み合わせによって質感や音色が微妙に異なり、また、共振周波数も異なります。一般的には、スプリングの中央に向かうほどより温かく豊かなリバーブの質感が得られるようになります。
「sweep」は、異なる光学センサーのペアをリズミカルに前後にスクロールさせるモジュレーション・モードです。このモードにおいて、ctrl ノブはスイープの速度を調整するために使用されます。ペダルのフットスイッチを押しながら ctrl ノブを使うと、スイープ・モジュレーションのカーブを調整できます。
「trem」は光学式トレモロのモードで、光学センサーをリズミカルにON/OFFします。spring のレベルが optical のレベルと同等以上に設定されていれば、スプリング・タンクの出力にもトレモロ効果を適用することができます。このモードにおいて、ctrl ノブはトレモロの速さを調整することができます。フットスイッチを押しながら ctrl ノブを使用する場合には、光学センサーのペアのキャリブレーションを調節することが可能です。
「reflect」は、入力された信号をリバーブ・タンクに送り返すローファイなディレイです。ctrl ノブでディレイのレートを調整し、ctrl+フットスイッチで光学センサーのペアのキャリブレーションを行います。
「feedback」モードでは、スプリング・タンクを自己発振させ、様々な低音や”音の壁”と表現されるような歪んだリバーブ・パッドを作ることができます。エクスプレッション・ペダルと組み合わせたり、モーメンタリー・モードに変更するなど、さまざまな使い方ができます。ctrl ノブでフィードバックの周波数を調整します。ctrl+フットスイッチで、光学センサーのペアのキャリブレーションを行います。
「harmonic」モードでは、スプリング・タンクは、多くの倍音やハーモニクスを生成するように設計された特別な回路で駆動します。スプリング・タンク内で自然に生成されるシマー・リバーブ、と考えるとわかりやすいでしょう。このモードでは、シマー・エフェクトの中心周波数を調整するために ctrl ノブを使用します。ctrl+フットスイッチで、光学センサーのペアのキャリブレーションの調節が可能です。
前述したように、6つあるエフェクト・モードは光学式のエフェクト(optics、sweep、trem)とスプリング・タンク内で直接作られるエフェクト(relfect、feedback、harmonic)の2つに分けられます。LIGHT PEDALでは、この2種類の中からそれぞれ1つずつ選んで組み合わせることができます。一つ目のエフェクトを選択し音色を作ったら、フット・スイッチを押しながらエフェクトを切り替えることで、切り替え元と切り替え先のエフェクトがミックスされます。この場合、ctrl ノブはアクティブなエフェクト・モードに適用されます。リフレクション・モードには別のゲート+フットスイッチ・パラメーターを設定することができます。
tails をONにすると、リバーブの自然な減衰を維持しながらスムーズにエフェクトをOFFにすることができます。tails をOFFにしている場合は、エフェクトをOFFにした瞬間に即座にリバーブがカットされます。
latch がONの場合、フット・スイッチは一般的なラッチ式のON/OFFフット・スイッチとして動作します。latch がOFFの場合、のフット・スイッチはモーメンタリー・エフェクト・スイッチ(押している間だけONになる)として動作します。例えば、エフェクトを「feedback」モードに設定し、ctrl ノブを最大にした状態でモーメンタリー・フット。スイッチを使用すれば、ソロにフィード・バック・サウンドを加えることが可能となります。
一般的なスプリング・リバーブ・ユニットは、ステージの揺れや激しい踏みつけ、地震などに敏感に反応してしまうものです。これを防ぐため、LIGHT PEDALには特殊なショック・センサー・モードが搭載されています。この加速度センサー・チップの搭載により、物理的な衝撃、打撃や揺れが検知されると、LIGHT PEDALは即座にウェット信号の出力をシャット・ダウンします。衝撃保護のレベルは「off」、「soft」、「hard」の3つから選択することができます。
仕様 | ■コントロール:dry, spring, optical, tone, drive, gate, optics / sweep / trem / reflect / feedback /harmonic, ctrl, tails, latch, shock sensor(off / soft / hard) ■入力インピーダンス: 1M Ω ■最大入力レベル:+6.8 dBu ■出力インピーダンス: 100 Ω ■最大出力レベル: +6.8 dBu ■最大消費電力:4 W ■平均消費電力: 0.9 W ■電源:9VDC センターマイナス ■消費電流:400 mA ■接続端子:INPUT, EXP, OUTPUT ■バイパス方式: ■寸法:105 × 190 × 40 (mm) ■重量:1,060 g |
---|
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
Gamechanger Audio BIGSBY PEDAL
Gamechanger Audio PLASMA PEDAL
FREE THE TONE AMBI SPACE DIGITAL REVERB
Universal Audio Golden Reverberator
IK Multimedia AmpliTube X-SPACE