メーカー | strymon |
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カテゴリ | リバーブ |
発売時期 | 2024年5月 |
価格 | 99,800 円 (税込) |
BigSky MXは、同社を代表する名作多機能リバーブ「BigSky」のアップグレード・モデルです。高性能プロセッサの採用によりさらに高品位なサウンドになったことに加え、新たなアルゴリズム7の搭載や2つのリバーブを組み合わせるデュアル・モード、IRの編集機能など強力な機能が多数追加されています。
最初に注目すべきは大幅に向上した処理能力についてです。3コアの800MHz ARMプロセッサの採用により、シングルコアの前機種と比較して音の解像度や広がり、リアルさが高められています。入力段にはディスクリートのクラスA JFETプリアンプも追加され、音質の底上げに貢献しています。
また新たに開発されたリバーブ・アルゴリズムが7種類追加されたほか、前述の処理能力の向上に併せて既存のアルゴリズムもブラッシュアップ。リバーブ・エンジンの出力にはパン・コントロールも追加されており、これまで以上にユニークな音像を描けるようになりました。加えて、2つのリバーブを同時にシングル/パラレル/スプリットで接続して使用できるデュアル・モードも搭載しており、それぞれのアルゴリズムを組み合わせて自分だけのリバーブを作ることも可能です。
さらに、IRを読み込んでリアルタイムで編集する機能も追加されました。ディケイの調節やIRをリサンプリングしてストレッチしたりと自由度はかなり高く、本体のみの操作でクリエイティブなサウンドを簡単に作り出すことができるのは大きな魅力です。また、工場出荷時よりエンジニアが丁寧にキャプチャーした22種類のIRがプリロードされているのも嬉しいポイントです。
コントロール部にも多くの変更があります。
まず目を引くのは筐体中央部のディスプレイです。以前のモデルに搭載されていた7セグメントの小型LEDディスプレイからOLEDディスプレイへと変更され、プリセットの操作や編集がより容易になりました。
フット・スイッチにはFREEZE/INFINITE専用のものが追加されています。FREEZEモードでは押した時点での信号がフリーズされ、INFINITEモードではONにしている間に入力された信号すべてに無限のリバーブがかかるという機能をそれぞれ持っており、ラッチ/モーメンタリーの切り替えも可能です。
入出力面でも大幅な強化が施されており、MIDI入出力はDINのみであった前機種に対し、本機種ではDINに加えてTRS MIDIが使用できるようになっています。ギターやベースのみならず、シンセサイザーやキーボードなどのプレイヤーからも高い評価を受けていた背景を踏まえ、入力レベルの選択機能(インストゥルメント/ライン)も加わりました。またUSB端子の追加に伴い、PC/Mac上の専用ソフトウェア「Nixie 2」からプリセットの編集やアップロード/ダウンロード、リアルタイムのパラメーター制御やIRのロードなどが行えるようになっています。
仕様 | ■電源:9VDC 2.1mm センターマイナス/500mA(電源アダプター別売) ■サイズ:172(幅)× 127(縦)× 33 / 48 mm(高) ■重量:686g |
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