メーカー | strymon |
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カテゴリ | ロータリー・スピーカー |
発売時期 | 2022年7月 |
価格 | 53,500 円 (税込) |
Lex V2は、ロータリースピーカーのサウンドをシミュレートした、同社の初期機種「Lex」のアップグレード・モデルです。コントロールが大幅に一新されたことに加え、ステレオ入力にも対応したことでサウンドメイクの幅がより広がりました。
前機種の4ノブから2トグルスイッチ、6ノブに変更され、前面ノブでのON時のブースト/カットやドライ音のブレンド、集音位置の変更など、詳細なコントロールが可能となっています。入力については新たにJFET回路が採用され、レスポンスが向上しています。またDSPのアップデートにより処理能力が向上したほか、MIDIコントロールに対応(MIDI端子 or USB端子)したことで、より使いやすいモデルへと進化しています。
「MIC」トグルスイッチでキャビネットに対するステレオマイクの位置を変更します。
front:一部がカバーされたキャビネットの前面から集音します。
rear:オープンバックのキャビネットの背面から集音します。
「SPEED」ノブで、「SLOW/FAST」フットスイッチで選択されたモードのスピードをコントロールします。
「HORN LEVEL」ノブで高音域用のホーンの出力レベルを調整します。
「MIC DISTANCE」ノブでホーン、ローターからステレオマイク、ウーファーローターからシングルマイクの距離を変更します。反時計回りに回すとより強調された効果が得られ、時計回りに回すと、よりアンビエントなサウンドになります。
「RAMP」トグルスイッチで、SLOW/FASTスイッチで速度を切り替えたときのローターの立ち上がりスピードを調節します。それぞれのローターは独立して加速し、低周波ローターはよりゆっくりと加速します。
「VOLUME」ノブでペダルをONにした際の出力を+/-6dBの範囲でブースト、またはカットします。ユニティーゲインは12時の位置です。
「PREAMP DRIVE」ノブでロータリーキャビネットの真空管プリアンプと位相インバーター回路のドライブ量を調節します。
「DRY」ノブでドライ信号のブレンド量をコントロールします。最小設定ではドライ信号はオフ、最大設定ではエフェクト信号と50/50の割合でブレンドされます。
またこれらのノブはセカンダリー機能にアクセスすることで、Bi-Ampモード(Lからウーハー、Rからホーンの信号をそれぞれ出力するモード)のON/OFFや、MIDIクロックの同期設定などを行うことができます。
仕様 | ■コントロール:MIC(front/rear) toggle switch, SPEED, HORN LEVEL, MIC DISTANCE, RAMP(slow/med/fast) toggle switch, VOLUME, PREAMP DRIVE, DRY, INPUT(MONO/STEREO) toggle switch ■電源:9VDC センターマイナス ■消費電流:300mA ■接続端子:IN(MONO/STEREO), OUT(L/R), EXP/MIDI ■入力インピーダンス:1 Meg Ohm ■出力インピーダンス:100 Ohm ■最大入力レベル:+10 dBu ■DSP、オーディオ 24bit/96kHz A/D & D/A S/N:109 dB typical ARM スーパー・スカラー・プロセッサー採用 32bit 浮遊演算方式 ■バイパス方式:トゥルーバイパス(リレースイッチング) ■寸法:102mm(幅)×114mm(縦)×67mm(高)※突起部含む ■付属品:専用パワーサプライ |
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