メーカー | Boss |
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カテゴリ | ルーパー |
発売時期 | 2019年10月 |
価格 | 33,000 円 (税込) |
RC-10R RHYTHM LOOP STATIONは、BOSSのルーパー/サンプリング・マシン「Loop Station」シリーズの中でも、本格的なリズムマシンを内蔵した新しいコンセプトのルーパー・ペダル。イントロからエンディングまでの本格的なリズムパターンの構築が可能で、ツインペダル仕様によってリズムとルーパー両方をコントロールすることができるという次世代ルーパーです。
Loop Stationは、2001年に初登場した「RC-20」を皮切りにラインナップを拡充し、現在まで
と多くの製品をリリース。世界的なループ・パフォーマーの増加に伴って、2018年にはシリーズ累計100万台を突破するなど多くのユーザーに愛用されています。
本機は他の「Loop Station」シリーズと同様、即興性に優れた機能を備えながらも、従来シリーズにはないユニークな機能を搭載しています。
本機の最大の特徴は、何と言ってもリズムマシン機能です。
搭載しているリズムパターンは280種類、音色キットは16種類。ロック/ポップ/フォーク/ラテン/ジャズ/エレクトロニカなどあらゆるジャンルの音楽に対応する他、自作のフレーズパターン(SMFのリズムデータ/WAVファイル)を最大50種類まで本体に保存することもできます。
リズムは
という4セクション構成で、パターン1とパターン2は好みのタイミングで切替ができます。パターンが切り替わる時にはドラムのフィルインが自動で挿入されスムーズなリズム展開が可能、フットスイッチの操作だけで自然なリズムパターンをどんどん展開させていくことが可能です。
また2つのループ・トラックが用意され、演奏を自由に録音/再生することができます。その際2つのトラックは「パターン1」「パターン2」と連動するため、例えば「パターン1」でA/Bメロ、「パターン2」でサビ、再び「パターン1」に戻ってギターソロなど、本格的な構成の楽曲を即座に用意することも可能です。
リズムトラックをイチから作らなくても、2,3分くらいのトラックなら足元の操作だけで簡単に作れてしまう、ループ・パフォーマーにとって非常に便利です。
本機はルーパーとしての性能もぬかりありません。スタジオ・レコーディング機器に匹敵する 32bit/44.1kHz というオーディオクオリティを実現し、録音時間は最大6時間と必要十分です。ループトラックは2つ、ルーパーとリズムは連動させることはもちろん、個別に利用することもできます。
アウトプットは2つ用意され、ルーパーのサウンドとリズムトラックを個別に出力することも可能。片方はギターアンプに、もう片方はモニタースピーカーやステージモニターに直接信号を送れば、ライブ環境でもバッチリ使うことができます。
本体にはLCDディスプレイと「BOSS RC-1」譲りのループインジゲーターを2つ搭載。ループとリズムの演奏状況を瞬時に確認できるなど可視性は抜群です。ツマミはループとリズムそれぞれの音量調節が2つ、その他はVALUE、MENUボタン、EXITボタンのみとシンプルです。
フットスイッチは2つで、LOOPフットスイッチをHOLDするとアンドゥ/リドゥ、ダブルタップで停止。RHYTHMフットスイッチはHOLDするとパターン1/パターン2の切替、ダブルタップで停止ができます。
また外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダル、MIDI制御によるパラメータのコントロールなど、柔軟性の高いコントロールが可能です。
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