メーカー | Walrus Audio |
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カテゴリ | モジュレーション系マルチ |
発売時期 | 2022年3月 |
価格 | 44,788 円 (税込) ※1 |
M1 High-Fidelity Modulation Machineは、空間系エフェクトが6種類×3タイプの合計18種類搭載された多機能空間系エフェクターです。また1ノブで操作できる6つのLo-Fiエフェクトにより、従来の空間系エフェクトを超えた多彩な音作りが可能となっています。
プリセットは本体の操作のみでは9つ、MIDIコントローラーを使用することで128つ保存、アクセスすることができます。
ノブ6つ、トグルスイッチ3つの組み合わせにより、PC上でのエディット等を必要とすることなく本体のみで多彩なコントロールを操作することができます。
「Prog(Program)」ノブ(中央のサメのロゴが書いてあるノブ)でプログラム(エフェクトのジャンル)を決定し、「RATE」ノブと「DEPTH」ノブでモジュレーションを作り出すLFOの速度と幅を決定します。
「Lo-Fi」ノブは後述のLo-Fiコントロールのパラメータを一括で調整するノブで、左に回し切ればLo-Fiエフェクトはオフになります。
「TWEAK」ノブと「TUNE」ノブはノブ直下のトグルスイッチとの組み合わせによって1ノブで3つのパラメータを操作することができます。また「Bypass」スイッチを長押しすることでアクセスできるLo-Fiエフェクトの操作もこの2つのノブで行います。以下は通常/Lo-Fiエフェクトアクセス時にそれぞれのノブでコントロールできるパラメータ/エフェクトの一覧です。
「TWEAK」ノブ
「Shape」…LFOの波形をサイン波、三角波、矩形波の中から選択する。
「Division(Div)」…タップテンポ使用時のLFOのスピードを4分音符、2拍3連音符、8分音符の中から選択する。
「Type」…プログラムごとに用意されている3つのエフェクトタイプの中から1つ選択する。
「TUNE」ノブ
「Tone」…全体のトーン(音の明るさ/暗さ)を調節する。
「Symmetry(Sim)」…「Shape」で選択した波形を加工する。12時の位置で選択した通りの波形になり、そこからずらすことで波形、音色が変化する。
「X」…エフェクトごとに割り当てられたパラメータを調節する。
「TWEAK」ノブ
「Env」…プレイの強弱に応じてダイナミクスをつけるエフェクト。12時より低いセッティングでより鮮明になる。
「Drive」…ウォームなアナログ回路をシミュレートしたクランチ・サウンド。
「Space」…モジュレーションにかかるリバーブ。
「TUNE」ノブ
「Age」…昔のオーディオプレイヤーやレコーディング機器による限られた帯域幅を再現するエフェクト。比較的モダンな不明瞭さからAMラジオのような薄いサウンドまで網羅。
「Noise」…アナログ感のあるノイズサウンド。選択したプログラム、またはノブの位置によってノイズのキャラクターが変化する。
「Warble」…メインLFOの波形をより複雑にする。12時より低い設定では「ワーピング」効果が得られ、12時より高い設定ではランダマイズされる。
またボリュームアシストの機能も備わっており、「Bypass」スイッチを長押ししながら「Depth」ノブを回すことで、アウトプットレベルを調節することができます。最大まで回すと+4dB、12時の位置で+2dBとなります。
以下が搭載されているプログラム/エフェクトの概要と、Xパラメータ等、そのプログラム/エフェクト特有のコントロールについてです。
80年代を感じさせるコーラス。
Type I:Traditional Chorus…タイトで滑らかなサウンドの伝統的なコーラス。
Type II:Series Chorus…Type Iのエフェクトにオフセットされたレートとデプスが加わったコーラス。
Type III:Tri-Chorus…3台のコーラスユニットを並列に接続するTri-Chorusユニットをルーツにした、多次元的で豊かなサウンドのコーラス。
X:Lag…デチューンの値を調節します。小さい設定ではタイトなエフェクトに、大きく設定すればダイナミックなサウンドへと変化します。
70年代のクラシックなフェイザー。
Type I:2-Stage Phaser…クラシカルでマイルドなフェイザー。
Type II:4-Stage Phaser…より強いフェイザー。
Type III:Uni-Vibe Tuned Phaser…Uni-Vibeのチューニング、LFOをベースにしたフェイザー。
X:Feedback…入力にフィードバックされるエフェクトの量を調節します。マイルドなエフェクトにするには低く、攻撃的なサウンドにするには高く設定します。
3種類のアルゴリズムによるトレモロ。
Type I:Traditional Tremolo…周波数帯域全体を上げ下げするオプティカルトレモロ、バイアストレモロに似た伝統的なサウンド。同社製の「Monument」のスタンダードモードに似たサウンド。
Type II:Harmonic Tremolo…高域と低域を互い違いに上げ下げすることで得られる、ウォームなハーモニックトレモロ。同社製の「Monument」のハーモニックモードに似たサウンド。
Type III:Pattern Tremolo…リズムパターンに合わせて上下するトレモロ。
X:Stereo Phase…Output L/Rの位相をコントロールします。ノブを右に回していくと、Output RのモジュレーションがOutput Lに比べて大きくなっていきます。
60年代を彷彿とさせるヴィンテージサウンド。
Type I:Traditional Vibrato…トラディショナルなビブラートサウンド。
Type II:Vinyl Vibrato…古いレコードプレイヤーをインスピレーションにしたサウンド。
Type III:Tape Vibrato…古いテーププレイヤーのワウフラッターを表現した、ノスタルジーを感じる暖かいサウンド。
RATE(Vinyl):シミュレートするレコードの回転数を33/45/78RPMから選択します。
X(Traditional, Vinyl):Stereo Phase…左の出力に対する右の出力の位相を調整します。右に回すことで、右チャンネルのピッチモジュレーションが左に比べ大きくなります。
X(Tape):Flutter…フラッター効果の深さをコントロールします。
Shape(Vinyl and Tape):LFOの波形をサイン波/三角波/角の取れた三角波/矩形波から選択します。
レスリースピーカーのサウンド。
Type I…レスリースピーカーの伝統的な、水のようなサウンド。
Type II…ホーンローター(高音部)のみを回したサウンド。
Type III…ドラムローター(低音部)のみを回したサウンド。
X:Cab Simulation…ロータリーキャビネットモデリングのミックスを調節します。
Depth:Horn Width…2つのホーン間の距離を調節します。高く設定すれば、広がりのあるドラマチックなサウンドになります。
Rate:Fast/Slow Tune…スピーカーの速度を調節します。
Sym:Distance…マイクとスピーカーとの距離、「Space」で選択できる部屋のサイズ感を調節します。
Space:Room…狭い部屋をシミュレートしたエフェクト。
Tap/Skip:Fast/Slow/Brake…スイッチを押すことで高速/低速を切り替えます。押し続けることで停止させることができます。
Type I…ローパスフィルター。
Type II…ハイパスフィルター。
Type III…バンドパスフィルター。
X:Filter Resonance…フィルターのレゾナンスをコントロールし、アグレッシブなサウンドをもたらします。
Tone:Center Frequency…フィルターの中央周波数を調節します。
仕様 | ■コントロール:Rate, Depth, Tweek, Tweek Switch(Shape/Division(Div)/Type), Prog(Program), Tune, Tune Switch(Tone/Symmetry(Sym)/X), A/B/C Switch, Bypass/Lo-Fi Swtich, Tap/Skip Switch ■電源:9VDC センターマイナス(アダプター専用) ■消費電流:300mA ■接続端子:Input L(mono)/R, Output L(mono)/R, MIDI Thru/In ■バイパス方式:トゥルーバイパス or DSPバイパス ■寸法:7.3(W)× 6.3(H)×12.6(D)cm ■重量:368g |
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