HeadRush MX5タッチスクリーン搭載、コンパクトで簡単に使えるアンプ/エフェクト・プロセッサー

HeadRush MX5
メーカー
カテゴリ マルチエフェクター
発売時期 2021年8月
価格 54,800 (税込) ※1

HeadRush MX5は、超小型の筐体にHeadRushの技術を凝縮した、デスクトップ、スタジオ、ステージと全てのシーンに最適なエフェクト&アンプ・モデラーです。高性能なマルチコア・プロセッサによるクオリティの高いサウンドと、4インチのタッチ・ディスプレイによる直感的なコントロールが魅力の一台です。

MX5:コントロール

筐体はコンパクトに設計されておりボードに組み込みやすいほか、デスク上でも使いやすいサイズに収まっています。重量もわずか1.6kgとこの類のマルチコア・プロセッサーと比較すると軽量で、持ち運びも簡単です。

MX5には3つのフットスイッチが内蔵されており、3つのモデルやシーンの切り替え、リグの変更、セットリストへのアクセスなど、サウンドのコントロールがこれまで以上に容易になります。3つのモデルやシーンの切り替え、リグの変更、セットリストへのアクセスが可能です。また、セットリストの選択、ハンズフリーモードへの移行、タッチディスプレイのロックなどもこのメニューから行うことができます。

演奏を止めたり屈んだりすることなくパラメータを調節できる「ハンズフリー・エディット・モード」も搭載しています。調整したモデルとパラメータを選択してエクスプレッション・ペダルにアサインすることで、ノブや画面を触ることなく音色の調節が可能です。

1つのフット・スイッチで複数のエフェクトを切り替えることができる「Scenes」機能も搭載されており、複雑なセットも簡単に操作することができます。全てのモデルのON/OFFを切り替えたり、特定のエフェクトのみ切り替えたりと、同じリグの中で異なるトーンに素早くアクセスしたい場合に最適の機能です。
また、エクスプレッション・ペダルによるコントロールも見逃せません。搭載されているペダルは1つですが、トー・スイッチをプッシュすることで変化させるパラメータやエフェクトを切り替えることができます。またペダル1つにつき最大でペダルに4つのパラメータを割り当てることで可能で、ペダルを動かすと割り当てたパラメータすべてを一度に調節することができます。

発売後も追加されていく豊富なサウンド・バリエーション

MX5:フロントパネル

本機にはアンプ・モデル46種類、キャビネット15種類、マイク・エミュレート10種類、IR(インパルス・レスポンス)300種類以上、エフェクト63種類と、コンパクトながら膨大なライブラリーが収録されています。全体的なラインナップはヴィンテージの機材からモダンなギアまで、ギタリストに人気の高いモデルやエフェクトを中心に収録しているほか、ユーザーのリクエストやフィードバックに基づいた定期的なファームウェアのアップデートによって、今後も新しいモデルや機能が追加されていく予定です。

300種類以上収録されているIRは、IoSR(Institute of Sound Recording)スタジオの厳選されたギター・キャビネットを使用して綿密に制作されたもので、音色は折り紙付き。サード・パーティ製のIRをロードすることももちろん可能で、1024/2048サンプル長のIRを無制限に保存でき、MX5をMac/PCに接続してドラッグ&ドロップするだけで簡単に読み込むことができます。

プリセットを切り替えても途切れないサウンド

類似の製品の中にはプリセットやリグを切り替える際にリバーブやディレイのテールが切れてしまうものも多いですが、本機はそうではありません。HeadRush独自のギャップレス・プリセット・スイッチングにより、サウンドを途切れさせることなく、スムーズでシームレスなサウンドが得られます。

高機能なルーパーも搭載

マルチ・プロセッサーには必須のルーパーももちろん搭載されています。MX5のルーパーにはセーブ、ロード機能が搭載されており、バッキングやソロを重ねたりといった一般的なルーパーに備わっている機能はもちろんのこと、曲作りのアイデアを即座に録ってWAVとして保存、Mac/PCに送信したり、WAVやMP3のオーディオ・ファイルをループに読み込んでバッキング・トラックとして演奏することも可能です。ループの長さは1つ最大5分で、最大で一度に20分のサウンドを重ねることができます。

音を出す場所を選ばない「グローバルEQ」

MX5はどんな部屋、会場でも良いサウンドが得られるように「グローバルEQ」が搭載されています。これはあらゆる空間に合わせてサウンドを調節するのに便利な機能で、ライブやリハーサルの会場の音響特性に合わせてプリセットを微調整することで、その空間に適したサウンドを実現させます。低音がこもりがちな会場では中・低域を削ったり、しっかりと防音されたスタジオでは高音域をプッシュするなど、どんな場所でも最適なサウンドを得ることができます。

ライブで役立つ「セットリスト機能」

また、パフォーマンスに役立つ「セットリスト機能」も装備されています。
事前に制作したプリセットをセットリストとして1つにまとめておくことで、曲ごとの音色の変更にも簡単に対応できます。

オーディオ・インターフェイスとしても使用可能

MX5:リアパネル

モダンなギター・プロセッサーには必須のオーディオ・インターフェイス機能も搭載されています。Mac/PCのDAWソフト上で録音に使用するのはもちろんのこと、ソフトウェア・アンプ・シミュレーター的な使用も可能です。MX5上で「Reamp」オプションを選択し、DAWからMX5を経由させてDAWに録音することで、録音済みのオーディオ信号をモデリング・アンプを通過させた音に変更することができます。この方法であれば、ソフトウェア・アンプ・シミュレーターと同じように録音済みの最良のテイクを録り直す必要がなく、かつハード・タイプのアンプ・シミュレーターのようにMac/PCに負荷をかけることなくレコーディングを行うことができます。時間短縮とMac/PCへの負荷の軽減を実現した、ソフトとハード、両方のいいとこ取りを実現したシステムです。

仕様 ■コントロール:タッチスクリーン、300° master volume knob, 360° navigation/data encoder
■電源:12 VDC, 3.0 A, center-positive
■接続端子:GUITAR IN, EXPR, FX SEND, FX RETURN, OUTPUT RIGHT/LEFT(MONO), PHONES(ステレオミニ), AUX(ステレオミニ), 3.5mm MIDI OUT(3.5mm-MIDIアダプター付属), 3.5mm MIDI IN, USB Type-Bポート
■寸法:29.5(W) × 15.0(D) × 7.0(H) (cm)
■重量:1.57kg

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