メーカー | Universal Audio |
---|---|
カテゴリ | リバーブ |
発売時期 | 2023年8月 |
価格 | 23,963 円 (税込) |
UAFX Evermore Studio Reverbは、70年代前半に登場した最初期のデジタル・リバーブを、シンプルなコントロールとコンパクトな筐体で再現したリバーブ・ペダルです。帯域ごとにディケイ・タイムを調節する3ノブを装備し、細かなトーン・シェイピングが可能です。
ストンプ・サイズの筐体には、同社の名作リバーブ・ペダル、「Golden Reverberator」に搭載されていたアルゴリズムをベースに開発した3つのリバーブ・モードを内蔵し、中央のトグル・スイッチで簡単に切り替えることができます。
「Room」は初期反射の密度が中〜高程度、色付けは比較的少ないリバーブです。「Small Hall」は初期反射の密度は中程度ですが、不均一なディケイと明るめのトーン、高音域のディケイの少なさが特徴的なサウンドです。「Large Hall」は密度、色付け共に弱く、長めのリバーブに向いているトーンです。
本機において注目すべきはやはりディケイ・コントロールです。1ノブではなく、低・中・高の3帯域ごとにディケイ・タイムを調節できる仕様となっており、ディケイ・タイムだけでなく音色のキャラクターまでもをコントロールできてしまいます。
3ノブの中で中核となるのは「MID」のコントロールで、ここでリバーブ全体のディケイ・タイムがある程度決定されます。「TREBLE」で100〜10.9kHz、「BASS」で540Hz以下のディケイ・タイムを設定し、最終的なサウンドを調節します。
例えば「BASS」ノブで設定できるディケイ・タイムは0.6〜70秒までと幅広い設定域を持っており、シネマティックなドローンからギターのキャラクターを活かした高品位なリバーブまで、一台で幅広く対応します。
その他には、リバーブ・テールにモジュレーションを加え、コーラスのような緩やかなモジュレーションから激しい揺れまで1ノブで実現できる「MOD」ノブや100%ウェットにもできる「MIX」ノブが装備されており、好みに応じて自在にサウンドを変化させられます。
さらに背面のスライド・スイッチでは、トレイル・バイパス/トゥルー・バイパスの切り替えやプリディレイのON/OFFなどが操作できます。さらにこれらの設定によってLEDの色も変化するため、一目でセッティングを確認しやすいのも魅力です。
仕様 | ■コントロール:MOD, MIX, BASS, MID, TREBLE, Room/Sm Hall/Lg Hall toggle switch, BYPASS(TRAILS/TRUE) switch, PREDELAY(OFF/ON) switch ■電源:アイソレートされたDC9Vセンターマイナス、250mA(最小) ■接続端子:INPUT(TS), OUTPUT(TS) ■入力インピーダンス :1 MΩ 出力インピーダンス:500 Ω ■最大入力レベル:12.2 dBu ■最大出力レベル:12.2 dBu ■周波数特性:20 Hz 〜 20 kHz、±1 dB ■バイパス方式:トゥルー・バイパス/トレイル・バイパス切り替え式 ■寸法:5.8(H) × 6.6(W) × 12.1(D) cm ■重量:0.295 kg |
---|
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
UAFX Teletronix LA-2A Studio Compressor
UAFX OX Stomp Dynamic Speaker Emulator
Walrus Audio R1 High Fidelity Stereo Reverb