UAFX Dreamは、UAFXに新たに登場した、’65 Deluxe Reverbのビブラート・チャンネルのサウンドを再現したアンプ・イン・ア・ボックス。モディファイされたサウンドや様々なキャビネット・シミュレートなど、豊富で高品位なサウンドがペダル・サイズに収められています。

基本的なコントロール

「VOLUME」ノブでビブラート・チャンネルの入力ゲインを調節します。
「REVERB」ノブは真空管駆動のスプリング・リバーブの量を調節するノブです。
「OUTPUT」ノブで全体の音量を調節します。
「BASS」ノブ、「TREBLE」ノブでそれぞれ低域、高域を調節します。
「BOOST」ノブでブースト量を調節します。

3つのトグル・スイッチ

「ALT/AMP/STORE」トグル・スイッチ

コントロールの方式、プリセットの保存を行うスイッチです。「ALT」に合わせることで「TREBLE」ノブと「BOOST」ノブをそれぞれビブラート・エフェクトの「SPEED（＝ビブラートの速度）」と「INTENSITY（＝ビブラートの量）」として使用することができます。「AMP」では通常のエフェクターのような操作が可能となり、「STORE」でセッティングをプリセットとして保存することができます。

「AMP MOD」トグル・スイッチ

実機のアンプで行われるカスタマイズを再現したサウンドを得ることができます。選択するラベルとサウンドの名称は以下の通りです。

• LEAD：’80s OD special modification
• STOCK：Clean preamp boost
• D-TEX：SRC modification（ビブラート使用付加）

「SPEAKER」トグル・スイッチ

スピーカーを選択します。また、UAFX Controlソフトウェアにペダルを登録することで、更に追加で3つのボーナス・スピーカー・キャビネットを手に入れることができます。スピーカーの一覧とその詳細は以下の通りです。

• GB25：ヴィンテージのセレッション・グリーンバックをアンプに搭載し、Beyerdynamic M160リボン・マイクでマイキング。クラシックなセレッションの音色に、60年代のリボン・マイクの滑らかで開放的なミッド・レンジが加わります。
• OXFORD：オリジナルのOxford 12K5-6スピーカーを搭載したアンプをShure SM57でマイキング。SM57が発売された1965年のクラシックなサウンド。
• EV12：200WのElecro-Voice EVM12Lをアンプに搭載し、AKG C414でマイキング。厚くタイトなボトムエンド、エアリーなトップエンド。
• Boutique D65：Celestion G2-65を搭載したTwo-Rock 2×12キャビネットを、Shure SM57とRoyer Labs R121でマイキング。クラシックなカリフォルニアのコンボ・キャビネット・サウンドで、マイルドなオーバードライブ・サウンドに適している。
• S-Verb：オリジナルCTSスピーカーを搭載したヴィンテージの1966年製4×10 Fender Super ReverbキャビネットをAKG C414コンデンサー・マイクでマイキング。中音域が豊かで、サーフ・サウンドに適している。
• JBF120：オリジナルJBL D-120Fスピーカーを搭載したヴィンテージの1968年製2×12 Fender Twin Reverbキャビネットを、Shure SM57とRoyer Labs R121リボン・マイクでマイキング。表現力に優れたスピーカーで、クリーン、ローゲインのサウンドや、フィンガー・スタイルでの演奏に優れている。高いゲインで使用してもバンドサウンドに埋もれにくい。

また、本機では外部のキャビネット・エミュレーションを使用することもできます。

動作を変更可能なフット・スイッチ

2つのフット・スイッチはそれぞれライブモードのON/OFF、プリセットモードのON/OFFが割り当てられています。ライブモードでは一般的なエフェクターと同じように、その時点でのノブの位置がそのままサウンドへ反映されます。プリセットモードをONにするとノブの位置はサウンドに反映されず、プリセットとして保存しておいたセッティングを反映したサウンドが出力されます。
デフォルトではこのような動作となりますが、UAFX Control モバイル・アプリを使用することで、フット・スイッチの動作を変更することができます。片方にライブモード/プリセットモードの切り替え、もう片方にブーストのON/OFFを割り当てるなど、バリエーションも様々です。