POD Goは、ポータブルで軽量なデザイン、シンプルなユーザーインターフェース、Helix/HXファミリーのギター・プロセッサーから継承したクラス最高のトーンによって、究極のサウンドを実現したギター・プロセッサー。1998年に登場した初代「POD」以来、最も簡単に操作できる POD です。
現在 Line6 のギター・プロセッサーといえば、「HELIX」を頂点としたHXシリーズが広く知られています。
しかしHELIXが登場する以前、Line6 のマルチエフェクターといえば、シリーズ累計販売100万台以上の「POD」シリーズでした。「POD Go」ではPODシリーズの原点にあった思想を踏襲し、HX/Helix製品に搭載されるいくつかの機能を手放したことで操作系統がシンプルになり軽量/小型化も実現。たいへん簡単に使える製品であると同時に、リハーサルからステージ、レコーディングまでどんな場面にも使える持ち運びが便利な製品に仕上っています。
本体には大型カラーLCDディスプレイ、5つのノブ、8つのフットスイッチ、エクスプレッション・ペダルを装備。「HX Stomp」と比べると、フットスイッチの数が拡張されエクスプレッション・ペダルが一体型となるなど、より自由度の高いリアルタイムコントロールが可能となっています。
本体にプリセットを256種類保存可能。Helix/HXファミリーからアンプ82種類、キャビネット39種類、エフェクト多数を継承し、プロ・クオリティのサウンドが得られます。1つのプリセット内でアンプ/キャビネット1種類、EQ、ワウ、ボリュームペダル、最大4種類のエフェクトの同時使用が可能ですから、音作りに関しては「Helix」に比べると制限がありますが、「HX Stomp」の自由度とあまり変わらずオペレートできるでしょう。
サードパーティー製のスピーカーキャビネット IR (インパルスレスポンス)をロードすることも可能で、音作りの追い込みは無限です。
HELIXシリーズに搭載される便利な機能「スナップショット」も使えます。スナップショットによって1つのプリセット内で最大4種類の異なる設定を保存可能、プリセット切替時に発生する音切れや空間系ペダルの残響音の途切れを起こさずに、音色を変更することができます。
USB端子を搭載しオーディオインターフェイスとしても機能、本機をパソコンにUSBでつなぐことで、DAWソフトに直接レコーディングが可能です。24bit/96kHz とレコーディングでもプロクオリティです。
S/PDIF、MIDI、デュアルDSP、パラレルパスなどが従来製品より機能制限されています。新たに搭載された AMP OUT 端子は、メインの出力をラインで出す場合にモニター用としてアンプから出力したいという、ライブ用途に最適な端子です。