メーカー | Line 6 |
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カテゴリ | ギタープロセッサー , マルチエフェクター |
発売時期 | 2018年10月 |
価格 | 79,920 円 (税込) |
HX Stompは、ギグバッグのポケットにすっぽり入るくらいの超コンパクトサイズながら、Line6のフラッグシップモデルとなるギタープロセッサー「Helix」が採用するDSP/HXモデリング技術を採用し、Helixと同じアンプ/キャビネット/エフェクトの高品質なサウンドが得られる、プロクオリティのギタープロセッサーです。
300種類以上のアンプ/キャビネット/エフェクト、ルーパー、そしてLine6の人気モデル「Mシリーズ」や「DL4」に代表されるストンプボックス・モデラーに含まれる人気エフェクトを搭載し、最大で6種類の同時使用が可能。カラーLEDリング装備の3基のフットスイッチによる直感的な操作でアンプモデルやエフェクトの選択/編集をおこなうことができます。また外部エクスプレッション・ペダルの接続や2系統のエフェクトループも用意、USB接続でパソコンと繋いで専用ソフトウェア「HX Edit」を使用することで、パソコン上で音作りしたサウンドを呼び出すことができます。
HX Stompは1台でパワフルなエフェクターとして機能する他にも、様々な使い方ができます。
HX StompはDSP搭載の超低ノイズなUSBオーディオインターフェイスとして機能します。123dBのワイドなダイナミックレンジ、24bit/96kHz、Mac/Windows対応。別売ケーブルを用意すればiPhone/iPadといったiOSデバイスとの接続も可能です。またDI/リアンプ機能も搭載されています。
HX Stompはギターとアンプの間に繋いで通常のエフェクターのように使う以外にも、
などの接続方法が可能です、ライブでのメインシステム、バックアップ用機材、音源制作用のインターフェイスなど、様々な使い方ができます。
HX Stompをお気に入りのモデラーやプロファイラーのエフェクト・ループに繋ぐことで、さらに70種類以上のアンプ/200種類以上のエフェクトがモデラーのDSPパワーに加えられ、その中から最大6個のアンプ/エフェクトブロックを使用することができます。
HX Stompはギタリストだけでなく、ベーシストにとって最適なアンプやキャビネット、エフェクトが用意されています。本物のアンプから音を出しながら、HX Stompのエフェクト処理を通過した信号をPAミキサーに直接送り、2種類のサウンドを組み合わせた音作りも可能です。
■接続端子:INPUT(L?R), OUTPUT(L?R), EXP, USB, SEND/RETURN(L/R), PHONES, MIDI IN/OUT/THRU
■寸法:64(H)×122(D)×170(W) mm
■重量:820g
HX Stomp |
HX EFFECTS |
Helix LT |
Helix Floor |
|
概要 | 機能制限があるものの、アンプ/エフェクトも使える超コンパクトモデル | Helixからエフェクトだけを抽出 | コストダウンモデル | フラッグシップモデル |
フットスイッチ | 3 | 6 + MODE + TAP | 8 + MODE + TAP + BANK▲▼ | 8 + MODE + TAP + BANK▲▼ |
エフェクトブロック 同時使用 |
最大6個 | 最大9個 | ||
MID端子 | IN/OUT/THRU | IN/OUT/THRU | IN/OUT/THRU | IN/OUT/THRU |
EXP端子 | EXP1/2 | EXP1 EXP2 |
EXT PEDAL 2(EXT AMP) | EXP2 EXP3 EXT AMP1/2 |
AUX端子 | X | X | X | ○ |
S/PDIF | X | X | X | ○ |
CV Out | X | X | X | ○ |
マイクプリアンプ | X | X | X | ○ |
センドリターン | 2系統 | 2系統 | 2系統 | 4系統 |
価格 | ¥79,920 | ¥79,920 | ¥138,240 | ¥192,240 |
Helixシリーズ4機種の比較(価格は2018/10サウンドハウス)
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No.79819:冴渡過蔵 2019年10月21日
BOSS GT-1000との比較
HX Stompのアンプモデルのほうが音がリアル。特にクリーントーンやクランチ系のアンプで顕著で、モデリング元となるアンプのサウンドの再現度が高い。比較してみると、GT-1000のアンプモデルはどれもかなりハイファイに作ってあると感じる(GT-1000は長時間演奏していると耳疲れする)。
ただHX Stompのハイゲイン系アンプは音抜けが微妙で、EQなどで対処してもリフプレイ時には不満を感じる。GT-1000はハイファイに作ってあるぶんハイゲインでも抜けの良いサウンドメイクができる。
操作性はフットスイッチやノブが多いぶんだけGT-1000のほうが良好(音作りやパッチ切替など)だが、かといってHX Stompが使いにくいということはない。プリセットの切替は3つなら瞬時に対応できるし、バンクのアップ/ダウンも足元で簡単に操作できるので、たくさんプリセットを用意してもライブで十分に使いきれる。
KEMPERとの比較
KEMPERのアンプモデルのほうが音がリアル。クリーントーン、クランチ、ハイゲインと全てのアンプモデルでKEMPERに軍配が上がる。
エフェクトのクオリティはHX Stompのほうが上。
No.79820:冴渡過蔵 2019年10月22日
おとといレビューしましたが、前言撤回します。
前回のレビューはRoland JC-40にリターン挿しで使用した時のものでしたが、今回オーディオインターフェイスとして使用したところハイゲインでも良い音が出ました。というかオーディオインターフェイスとして使用した時のほうが全体的に良好なサウンドで、印象がガラリと変わりました(さらに良い印象に)。GT-1000はBOSS製品だけあってRoland JC-120との相性も良好ですね。その辺の差なのか…
音作りはPCエディターが必須ですね。作り込みにかなり便利です。
調べていくと、このHX Stompかなり奥が深そうで、簡単にはレビューできそうにないです。
No.79856:みかん 2020年12月17日
最近のアップデートで最大ブロック数が6→8個になりました。元からかなり使いやすいエフェクターですがさらに利便性が上がりました。このサイズなのでギターケースに入るのもお気に入りです。ライブ、録音はこれ一個で私は満足です。