OD-200 HYBRID DRIVEは、BOSSエフェクターのフラグシップモデル「500シリーズ」を継承したニューモデル「200シリーズ」のオーバードライブ・ペダル。500シリーズには存在しないオーバードライブ・ペダルですが、32bit/96kHz の超高音質と12種類のサウンドモード、サウンドメモリー機能、シンプル操作のツマミと多機能フットスイッチなど、500シリーズの特徴を継承したハイブリッドなオーバードライブ・ペダルとなっています。
BOSSから歪みペダルがリリースされるのは、2014年に登場した「OD-1X」「DS-1X」「BD-2W」「SD-1W」以来となり、なかなか久しぶりの登場ということになります。2014年登場の4モデルはシンプルなモデルに対し、本機は比べてみるとかなり多機能です。
本機の回路はアナログとデジタルのハイブリッド構造で、ツマミは3バンドEQを含む7つ、2つのボタンを搭載。12種類の歪みサウンドは
・Overdrive:非対称クリッピング回路のマイルドなオーバードライブ
・Blues:ピッキング・ニュアンスを忠実に再現するワイドレンジなオーバードライブ
・Scream:中域がフォーカスされたスムーズなオーバードライブ
・CNTR OD:KLON CENTAURモデリング
・X-Drive:各音域で最適な歪みが得られるオーバードライブ
・Dist:オーソドックスなディストーション
・X-Dist:各音域で最適な歪みが得られるディストーション
・Stack Drive:クランチ~ハイゲインまでカバーするブリティッシュ・スタック・アンプ・サウンド
・Fat Dist:太くタイトなディストーション
・Brown:ハイゲインでエッジの効いたリード・サウンド
・X-Metal:ワイドレンジなモダン・サウンド
・Fuzz:豪快なファズ・サウンド
と、BOSS KATANAアンプ、ギター・プロセッサー「BOSS GT-1000」など、これまでBOSSがリリースしてきた歪みサウンドが凝縮されています。本機にはHYBRID DRIVEという名称がつけられていますが、オーバードライブだけでなくディストーション、ハイゲイン、ファズまで搭載。ヴィンテージ系からモダン系まで様々な歪みをカバーしています。
また本機の歪みの前段/後段どちらに繋ぐか、直列/並列で繋ぐかを選択できるブースターを搭載。さらに、タイトなモダン・サウンドを作り出すノイズゲートまで搭載するなど、単体で「歪み系マルチエフェクター」の様相を呈しています。
作成した好みの歪みサウンドは、本体に4種類までメモリー保存可能。フットスイッチにメモリー切替機能を割り当てて瞬時に切り替えることも可能です。フットスイッチには他の機能を割り当てることもできる他、CTL端子から外部エクスプレッション・ペダルをつないでパラメータコントロール、ミニプラグのMIDI端子から他200シリーズをつないでメモリ同時切替など、高い拡張性を誇ります。
仕様 | ■コントロール:PARAM, LEVEL, DRIVE, LOW, MIDDLE, HIGH, MODE ■接続端子:INPUT, OUTPUT, CTL, DC IN, MIDI IN/OUT(ミニプラグ), USB ■消費電流:220mA ■電源:単3電池 ×3、ACアダプター ■寸法:(W) 101 × (D) 138 × (H) 65 mm ■重量:680g |
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