メーカー | Walrus Audio |
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カテゴリ | オーバードライブ , プリアンプ |
価格 | 36,465 円 (税込) |
Voyagerは、ブースター系オーバードライブの最高峰ペダルとの呼び名も高い「KLON CENTAUR」のサウンドを凌駕するとも言われる、プリアンプ/オーバードライブ・ペダル。ローゲインではクリーンブーストとしても使用できるような至上の輝きをサウンドに加え、ゲインを上げることでコンプレッション感が加わった深みのあるオーバードライブサウンドとなります。
ピッキングの追従性も抜群、ギターソロにおいても際立つトーンとなります。
仕様 | ■コントロール:Vol、Gain、Tone ■トゥルーバイパス ■消費電流:20mA ■電源:9V DC |
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Walrus Audio Fundamental Ambient
Walrus Audio Sloer Stereo Ambient Reverb
Walrus Audio Fundamental Phaser
J Rockett Audio Designs The Jeff Archer
No.18947:レインボー 2014年3月5日
本機の一番の魅力は、フルテンにしても音の核が潰れないという事です。
カバーできる音域が広いという事は、OD選びにはよくあるポイントですが
歪み単体で明瞭な歪みを得るには一苦労するはず。
音核の明瞭さと豊か且つ滑らかな音質は、JC120などのトランジスタに繋いでも
チューブアンプと聴き違ってしまう程。
推奨設定は、gainが12時~14時程の設定、toneが14時~15時程の設定。
ツマミ自体ではあまり歪ませ過ぎずに、トーンをやや強めに設定。
歪みの裁量をピッキングに委ねます。
通常ややクランチ寄りな出音を作っておき、少し強く弾いた際に
「トーンで歪む」様な感覚値を保っておく事で、プレイヤーやギター本体の
持ち味を殺す事無く、信号音とのバランスを保てるでしょう。
本機はシングル、ハムバッカー共に良好な相性を持ち、濃すぎず、薄すぎずの
「おいしい」ODと言えます。
empresse effects販売のParaEQなどを前段に置き、セッティングの状況によって強調されにくい音域を調整しておけば、更に解像度の高い全弦の良好な分離感、音抜けを保つ事が出来るので、併用がおすすめ。
近年発売されているアナログ風味のドライブは多数ありますが、
どうしてもハイファイさが垣間見えてしまい、アナログ趣向のユーザーには
NG。その中でも本機が群を抜いて好評なのは、無駄とも思える独特のクセを残した絶妙なサウンドデザインの故。
音域のふり幅が広いといっても本機はやや中音重視ですので、同社販売のMayflower(OD/ハイ抜け担当)やJupiter(FUZZ/ボトム担当)と併用して、上下を完璧に固める使い方もありです。
冒頭で述べたフルテン設定においては、優しいピッキングであれば歪みが出過ぎる事は無く“gainを回した分”=“コンプをかけた分”と考えても良いでしょう。
深くなった音芯を激しいピッキングで引き出す、場面に応じて順応な機材です。