メーカー | Electro Harmonix |
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カテゴリ | ディレイ |
発売時期 | 2023年10月 |
価格 | 24,024 円 (税込) |
PICO RERUNは、同社のディレイ・ペダル「CANYON」に収録されているテープ・ディレイ・アルゴリズムをベースに設計されたディレイ・ペダルです。小型ながらもリピートへのサチュレーションやタップ・テンポ、フット・スイッチの長押しによる発振など、さまざまな機能に対応しています。
ドライ音とウェット音のバランスを決める「BLEND」ノブに、8ms〜3sの間でディレイ・タイムを設定できる「DELAY」ノブ、リピート回数を1回から発振まで幅広く設定できる「FDBK」ノブといった基本的なコントロールに加えて、テープ・ディレイを再現するための2つの機能が搭載されています。
1つ目は「SAT(サチュレーション)」ノブです。このノブを回すにつれリピート音にサチュレーションが加わっていき、テープ・エコーのように徐々に劣化するサウンドを再現することができます。歪みの可変域は広く、うっすらとしたサチュレーションはもちろんのこと、ディストーションに近いような強めの歪みまで対応しています。ドライ信号には影響を与えないため、強めに設定すればドライ音とウェット音のコントラストが強調された不思議なサウンドを構築することができます。
2つ目は「FLUTTER」ボタンです。テープ・エコーのテープのヨレによるピッチの揺れを再現したコントロールで、モジュレーションの強さによって分かれた「LOW FLUTTER」、「MEDIUM FLUTTER」、「HIGH FLUTTER」の3種類が用意されています。ノブなどによる無段階式のコントロールは装備していませんが、軽いコーラスのようなサウンドからファットなモジュレーションまで多様なサウンドを生み出しうる機能です。また各モードによってLEDの点灯色も分かれており、暗いステージであってもステータスが把握しやすいのは嬉しいポイントです。
バイパス方式の切り替えにも対応しています。バイパス音がアナログで処理され、OFFと同時にリピート音も途切れるアナログ・バイパスと、バイパス音がデジタルで処理され、OFFにしたあともディレイがナチュラルに小さくなっていくテイルズ・バイパスの2種類が用意されており、テイルズ・バイパスを選択している際はフット・スイッチを長押しすることで発振させることも可能です。
さらにフット・スイッチはタップ・テンポにも対応しています。LEDの点滅でテンポも簡単に把握でき、非常に便利です。
仕様 | ■コントロール:BLEND, DELAY, SAT, FDBK, FLUTTER button ■電源:9VDCセンターマイナス ■消費電流:100mA ■接続端子:INPTUT, OUTPUT ■入力インピーダンス:2.2MΩ ■最大入力レベル:+1.5 dBu ■出力インピーダンス:680Ω ■最大出力レベル:+2.1 dBu ■バイパス方式:アナログ・バイパス/テイルズ・バイパス切り替え式 ■寸法:約51 × 51 × 927 (mm) |
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