メーカー | ZOOM |
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カテゴリ | マルチエフェクター |
発売時期 | 2019年2月 |
価格 | 9,990 円 (税込) |
GCE-3は、手のひらサイズの超コンパクトな本体に、ZOOMが長年培ってきたマルチエフェクター機能を搭載。さらにDSPを内蔵したUSBオーディオインターフェイスとしても動作するという、ポケットサイズの小型マルチエフェクター/オーディオインターフェイスです。
本機のルックスはZOOMのギター用マルチ「G3n」とほぼ同様で、パッと見は違いがわかりませんが、GCE-3はジーンズのポケットにも入りきる程の手のひらサイズの機材です(フットスイッチに見えるのはダミーです)。
本体にはギター/ベース用のインプット、ヘッドフォン端子、外部音源を鳴らすことができるAUX IN端子、インプットVOLUMEを調節するスライダー、2つのUSB端子(パソコンと接続するためのCタイプ、電源供給用のBタイプ)など、USBオーディオインターフェイスとしての接続端子を搭載しています。単体のオーディオインターフェイスとしてとてもコンパクトであり、この分野の競合製品「Apogee JAM+」「IK Multimedia iRig Pro I/O」に比べてもリーズナブルな価格という点も魅力的。さらに本機では後述のエフェクト類を内蔵DSPで処理するため、パソコンのCPUに負荷をかけずレイテンシーも限りなくゼロに近い値で、DAWソフトでのレコディングがストレスなく行えます。このサイズでDSP搭載、これは日頃からDTMを積極的に関わっている人にとってはなかなか嬉しいポイントです。コンパクトですから出先でのギター録音にも柔軟に対応できます。
続いてマルチエフェクターとしての機能を見ていきましょう。
本機をパソコンとUSBでつなぐことで、専用ソフトウェア「Guitar Lab」の膨大なエフェクト・ライブラリにアクセスすることが可能。G5n / G3n / G3Xn / B3n / G1 FOUR / G1X FOUR / B1 FOUR / B1X FOURなど、これまでZOOMからリリースされてきたGuitar Lab対応マルチエフェクターをエミュレートできる形になっています。使えるエフェクト&アンプモデルは200種類以上。アンプモデルを選ぶことができるのはもちろん、ZOOMの主要なエフェクトのほとんど全てを使用可能。このサイズで、この価格で、それを実現しているというのはなかなかの驚異です(同時使用できるエフェクトの数と組み合わせは、エミュレートするモデルによって制限があります。例えば、G5nとしてエミュレート動作させている時に、B3n用ベースエフェクトを使用することはできません。)。膨大なプリセットもそのまま使用することができるので、ひらめいたアイデアの鮮度を落とさずに速攻でレコーディングすることもできます。
好みのエフェクト設定はクリップボードにメモリー保存することが可能。さらに本製品には業界標準の音楽制作(DAW)ソフト「Steinberg Cubase LE」のダウンロードラインセスが付属します。本機を手に入れたその日から、パソコンを使った本格的な楽曲製作が可能になります。サウンドクオリティは下の動画で確認できます。Guitar Lab対応のZOOMマルチを既に持っている人は特にオススメの製品です。
仕様 | ■接続端子:INPUT、PHONES(ステレオミニ)、AUX IN(ステレオミニ) ■Windows:7 SP1以降 / 8.1 / 10 ■24bit / 44.1 kHz ■Mac:OS X 10.11 / 10.12 / 10.13 / 10.14 ■電源:USBバスパワー、DC 5Vアダプター ■寸法:80 mm (D) × 106 mm (W) × 29 mm (H) ■重量:90 g |
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