Chase Bliss Audio Brothers AM伝説のトーンを進化させたデュアル・オーバードライブの頂点

Chase Bliss Audio Brothers AM
メーカー
カテゴリ オーバードライブ
発売時期 2025年3月
価格 72,380 (税込)
コンテンツの誤りを送信する

Chase Bliss Audioと伝説的エフェクトビルダーAnalog Manの5年に及ぶ共同開発によって生まれたBrothers AMは、エフェクト史に名を刻む「King of Tone」のDNAを受け継ぎつつ、現代的な操作性と拡張性を兼ね備えたデュアルチャンネル・オーバードライブ・ペダル。2つの独立したゲインチャンネルに加え、チャンネル1の前段に配置されたトレブル・ブースターにより、合計3段階のサチュレーション・スタッキングを可能にしています。

King of Toneが持つ有機的なレスポンスを損なうことなく、デジタル制御による操作性の進化を実現。本体には4つまでのプリセットを内蔵、MIDIを使えばプリセット数は更に拡張され、例えばライブではプリセット機能により楽曲ごとの設定を瞬時に呼び出せます。

ANALOG.MAN、King Of Toneとは?

Analog Manは、マイク・ピエラが1990年代から手掛けるハンドメイド・エフェクターブランドで、ブティックペダルの先駆者として知られています。特に「King of Tone」は、透明感のあるオーバードライブサウンドとレスポンスの良さで、世界中のギタリストから絶大な支持を受けてきました。King of Toneは、トランジスタ回路でありながら真空管アンプのような倍音やダイナミクスを再現し、2つの独立したゲインチャンネルを持つ点が特徴です。ユーザーが内部トリムで細かな調整を行える設計や、ケーブル長による高域劣化を防ぐ工夫も施されています。

Brothers AMの進化的要素

Brothers AMは、このKing of Toneの設計思想を受け継ぎつつ、さらなる進化を遂げています。たとえば、ディップスイッチで全モードのゲインを25%増加できるHi-Gainモードや、トーンコントロールと高域特性を連動させるPresenceリンク機能、瞬間的にエフェクトのON/OFFを行えるモーメンタリーバイパス、チャンネル2のボリュームを全体のマスターとして使える機能など、現代的なプレイスタイルや制作環境に合わせた拡張が加えられています。

Chase Bliss Audio Brothers

Brothers AMの特徴

Brothers AMには2つの同一ゲインチャンネルが直列で配置され、それぞれブースト、オーバードライブ、ディストーションからモードを選択可能。
チャンネル1はAnalog Man Beano Boostからインスパイアされた2モードのトレブルブースターを備え、クリーンブースト時にはアンプの入力段を力強くプッシュし、オーバードライブやディストーションモードではそれぞれ異なる歪みの質感を得られます。
チャンネル2はチャンネル1と同じ回路ですが、直列接続時にはインピーダンスやゲイン構造が最適化されています。

オリジナルKing of Tone譲りの自然な歪みと豊かな倍音、そして高いレスポンスを再現。このサウンドを軸に、2つのゲインをスタッキング(掛け合わせる)することで驚異的なサウンドバリエーションが生まれ、考えうる歪みサウンドのおよそ全てをカバーする事が可能になります。

基本コントロールと隠しパラメータ

Brothers AM:トップのコントロール

コントロールは、GAIN、TONE、VOLUMEの3つが基本ですが、ペダル底面のディップスイッチで以下の機能が利用できます:
Hi-Gainモード:ディップスイッチの操作で全モードのゲインを25%増加
PRESENCE調整:8kHz付近の高域を最大+6dBブースト
トレブルブースター微調整:入力インピーダンス(1MΩ〜500kΩ)、出力レベル(±3dB)、バイアス電圧を内部トリマーで設定可能
バイアス電圧の調整:内部トリマーで設定可能

活用方法と実践的応用

Brothers AMは、スタジオでもライブでもその柔軟性を最大限に活かすことができます。スタジオでは、トレブルブースターでダイレクト音の抜けを改善したり、ディストーションモードでテープサチュレーション的な質感を加えることができます。MIDI連携によるプリセット呼び出しで、DAWのシーンごとに最適なトーンを瞬時に切り替えることも可能です。

ライブパフォーマンスでは、モーメンタリーバイパスを使って楽曲の特定部分だけ歪みを加えたり、EXPペダルでリアルタイムにゲインを調整したり、アンプのクリーンチャンネルをブーストして真空管アンプ本来の特性を引き出す使い方ができます。また、High-Z入力対応なのでシンセサイザーやドラムマシンにも活用でき、エフェクトループで他のペダルと組み合わせて独自のトーンスタックを構築することもできます。

Chase Bliss Audio Brothers AM

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

製品レビュー

(このペダルを評価してみましょう!)
読み込み中...

この製品のレビューを投稿する

Chase Bliss Audioのエフェクター

Chase Bliss Audio MOOD MKII

Chase Bliss Audio MOOD MKII

同社のゲームチェンジャー的名機「MOOD」を大幅にアップデートさせた第二世代機
Chase Bliss Audio Generation Loss MK II

Chase Bliss Audio Generation Loss MK II

ローファイ・サウンドを再現するリアルタイム・テープシミュレーター
Chase Bliss Audio Habit

Chase Bliss Audio Habit

プレイヤーのインスピレーションをくすぐるエコーコレクター・ディレイ
Chase Bliss Audio Preamp MKII

Chase Bliss Audio Preamp MKII

モーターフェーダーが設定によって自動的に動く、新世代のオーバードライブ/ファズボックス
Chase Bliss Audio MOOD

Chase Bliss Audio MOOD

アンビエントなグリッチドローンを生み出すディレイ/ルーパー/グラニュラー・ペダル
Chase Bliss Audio Thermae

Chase Bliss Audio Thermae

各エフェクトが有機的に絡み合い美しいサウンドを奏でるアナログディレイ/ピッチシフト&モジュレーション

オーバードライブをお探しですか?

Ovaltone OD-FIVE 2 eXplosion

Ovaltone OD-FIVE 2 eXplosion

同じ内容の回路を2つ搭載、幅広い歪みサウンドをカバーする歪みペダル
Mad Professor Sweet Honey Overdrive Deluxe

Mad Professor Sweet Honey Overdrive Deluxe

「Sweet Honey Overdrive」にToneコントロールを追加したモデル
One Control Marigold Orange OverDrive

One Control Marigold Orange OverDrive

「今のギタリストにとって最も必要なサウンドを作る」オーバードライブ・ペダル
TC Electronic EL MOCAMBO OVERDRIVE

TC Electronic EL MOCAMBO OVERDRIVE

テキサスブルースやクラシックロックに最適なオーバードライブ・ペダル
  • ※1. 掲載されている情報は常に正しい情報(価格・スペック等)を掲載できるよう心掛けておりますが、まれに誤った情報を掲載する可能性がございます。
  • 画像について、正誤に関しては保証いたしかねます。ご購入前に必ずメーカーサイトや購入先の楽器店でご確認ください。
  • 当サイトを利用して生じた損失・損害等、いかなる不利益も保証いたしかねます。あらかじめご了承ください。利用規約
  • 価格等の間違いにお気づきの場合は、お手数ですがお問い合わせページからご連絡下さい。